

ウワー!ばっちいギターです。サイドとバックの塗装が殆ど白濁してしまってます。
こんなんじゃしょうがないじゃん・・・・と思いたくなるのですが、処がドッコイ!
こいつがまためちゃくちゃ良い音がするんです。
低音の迫力中高音域の音の深く染み渡るような・・・音を言葉で表すのはとても困難。

でもギターを弾かない人が聞いても違いが分かる良い音と思わせるそんなギターなんですね。
これはS・ヤイリというメーカーでYD−304と言うギター。
1976年の代物。
当事定価が70000万位と言う事です。
こんなに塗装が白く濁るのは何故なんでしょうかね?
ラッカー塗装の乗りを良くする様にパラフィンを配合した時、そのパラフィンが水分を吸着しやすい為に水分が塗装膜と基材の間に溜まったとかアレコレ考えられるようですが、保存状態でも防ぐ方法は有ったんじゃないかな〜?とも思うのです。
とは言うもののこうなっちゃってはもう高熱掛けて水分を飛ばすとか何とか白く濁ったものを除去するしかないのですが、ココまで酷いとどうしようもない。
処が、このギター先に言いました様に非常に音が良い!


弾いているとこの外観が全く気にならなくなります。
やっぱりギターは音が命!
最近こう言う昔の渋いギターに興味が湧いてしまい、そのうち、音も良くて容姿も良くてってのが欲しいと欲が出てきてしまいました。
そこで先ずは滋賀県のGS7380と言う野洲駅の近くの楽器屋さんに行ってYD−305と言う同じメーカーのギターを仕入れて着ました。
お店のオーナーさんが東堤さんの言う方でクラッシックギターに精通してらっしゃる方でしたが、浜松からわざわざ来てくれてと言う事でアレコレサービスしてくれました。
その節はありがとう御座いました。
もう一箇所、兵庫県にあるデレクミュージックさんという楽器屋さんで、
モーリス弾けばスーパースターも夢じゃないのW100と言うキラッキラなギターをお世話して頂くつもりでしたが、こちらは、価格の割りに非常に良い状態の物で有りました外観の完璧なものを探していたのでまたの機会にと言う事になってしまいました。
店主も非常に親切な方でしたのでこのお店はウォッチを続けていつかお邪魔してみたいと思っています。上の写真のYD−304は地元浜松のソニックさんという楽器屋さんで偶然見つけ、試奏して一目惚れして引き取ってきました。
ココのお店のお兄ちゃんも非常に親切で、調子がおかしくなったらいつでも持って来てと言ってくれ調整はいつでも無料でしてくれるんですって!こりゃ安心です。
つづく・・・・・だろう・・・・?


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