2010/10/25
できるBDF品質チェック BDF品質評価
安価で確実にできるBDF品質チェックの紹介です。
新燃料研究所系では 精製水検査 水検査 と呼んでいます。
エステル交換率だけでなく、最終的な品質として自動車に使用できるのかを判定します。
費用は¥100少々、所要時間は 5分〜10分程度
精度は かなり良い水準です。
再現性は どなたでもほとんど同じ再現性があります。
使用するのは安全な精製水だけなので、法規制や環境負荷の問題がありません。
安全な実験です。
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吸出し・吸い込みの高い特性がある精製水実験は必要ですけれど、
現地の水道水特性を反映する 使用水溶媒 も深く大きな意味があります。
水洗浄技法は徹底的な科学知識が必要です。
水という化学物質に関する根源知識が必要です。
水という天然素材に関する総合的な知識と経験が必要です。
バイオディーゼル燃料とは水に関わる総合科学だと知りました。
大自然に関する総合科学知識の集約である 水 炭素 水素 酸素 基礎です。
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画像は新燃料研究所系、地方拠点BDF生産所さんの現場出動画像です。 2010 10月23日
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準備するもの
1:評価したいBDF
2:対照にするBDF
3:密閉ガラス容器 充分に内部が洗浄できており、精製水で仕上げ洗いしておく
4:pH確認済みの精製水
5:ストップウオッチ タイマー
具体的なやりかた :
検体と半々程度にして、上下に揺さぶります。
BDF残留物を精製水に取り込ませ、精製水がBDFに取り込まれるかを観察します。
水相への分散、油相への分散 そして 界面状態 を観察します。
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水道水で問題なければ精製水へと検査水準を引き上げましょう。
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観察するポイント
A:下部水
B:界面
C:上部
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画像の A:下部水 は乳濁しています。
明瞭な界面形成までの時間を計測する場合と、
あらかじめ基準にした時間経過での状態判断する場合とがあります。
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品質によっては時間が経過して乳濁する場合もあり、
時には2年も乳濁したまま状態変化ない事例もあります。
乳濁した下部水が、アルカリ性であったり酸性であったりします。
清澄・無色・透明な下部水が、アルカリ性であったり酸性であったりします。
画像の事例では、下部水は酸性に偏っていました。
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どんな検査試薬や測定機器を準備できるかによって品質検証の技術水準は異なります。
道具や試薬の充実や判定技術水準が向上していくと実に様々なことが判明します。
数値化把握できるようになると大きく進歩できます。
界面状態にも特徴ある観察ができます。
化学的な専門知識が充実するにつれ発見は大幅に増えます。
症状の意味が理解できていき、複合要因範囲を絞り込めます。
これらの現象を後日に比較検証するには完成BDFの保存・サンプル保存が必要です。
何も残っていなければ 何もできません。
精製水は18L ¥2000−程度でインターネット通販で購入できます。
開封後の時間経過で pH は変化をするのを知っておきましょう。
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過去の関連記事
2009/7/19 発泡破壊と乳化
発泡と、まぎらわしい現象である乳化の画像は以下です。
精製水分離評価において、何週間たっても乳濁している層から採取。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2487.html
2009/7/14 BDF 無水技法比較
精製水で分離検査すると、こんなにも実力差がでます。
無水系が水分を大変に警戒する理由のひとつと考えます。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2480.html
2009/7/4 BDFと水分
初心者・入門段階において、使用するのは水道水で行います。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2470.html
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新燃料研究所
新燃料研究所系では 精製水検査 水検査 と呼んでいます。
エステル交換率だけでなく、最終的な品質として自動車に使用できるのかを判定します。
費用は¥100少々、所要時間は 5分〜10分程度
精度は かなり良い水準です。
再現性は どなたでもほとんど同じ再現性があります。
使用するのは安全な精製水だけなので、法規制や環境負荷の問題がありません。
安全な実験です。
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吸出し・吸い込みの高い特性がある精製水実験は必要ですけれど、
現地の水道水特性を反映する 使用水溶媒 も深く大きな意味があります。
水洗浄技法は徹底的な科学知識が必要です。
水という化学物質に関する根源知識が必要です。
水という天然素材に関する総合的な知識と経験が必要です。
バイオディーゼル燃料とは水に関わる総合科学だと知りました。
大自然に関する総合科学知識の集約である 水 炭素 水素 酸素 基礎です。
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画像は新燃料研究所系、地方拠点BDF生産所さんの現場出動画像です。 2010 10月23日
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準備するもの
1:評価したいBDF
2:対照にするBDF
3:密閉ガラス容器 充分に内部が洗浄できており、精製水で仕上げ洗いしておく
4:pH確認済みの精製水
5:ストップウオッチ タイマー
具体的なやりかた :
検体と半々程度にして、上下に揺さぶります。
BDF残留物を精製水に取り込ませ、精製水がBDFに取り込まれるかを観察します。
水相への分散、油相への分散 そして 界面状態 を観察します。
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水道水で問題なければ精製水へと検査水準を引き上げましょう。
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観察するポイント
A:下部水
B:界面
C:上部
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画像の A:下部水 は乳濁しています。
明瞭な界面形成までの時間を計測する場合と、
あらかじめ基準にした時間経過での状態判断する場合とがあります。
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品質によっては時間が経過して乳濁する場合もあり、
時には2年も乳濁したまま状態変化ない事例もあります。
乳濁した下部水が、アルカリ性であったり酸性であったりします。
清澄・無色・透明な下部水が、アルカリ性であったり酸性であったりします。
画像の事例では、下部水は酸性に偏っていました。
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どんな検査試薬や測定機器を準備できるかによって品質検証の技術水準は異なります。
道具や試薬の充実や判定技術水準が向上していくと実に様々なことが判明します。
数値化把握できるようになると大きく進歩できます。
界面状態にも特徴ある観察ができます。
化学的な専門知識が充実するにつれ発見は大幅に増えます。
症状の意味が理解できていき、複合要因範囲を絞り込めます。
これらの現象を後日に比較検証するには完成BDFの保存・サンプル保存が必要です。
何も残っていなければ 何もできません。
精製水は18L ¥2000−程度でインターネット通販で購入できます。
開封後の時間経過で pH は変化をするのを知っておきましょう。
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過去の関連記事
2009/7/19 発泡破壊と乳化
発泡と、まぎらわしい現象である乳化の画像は以下です。
精製水分離評価において、何週間たっても乳濁している層から採取。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2487.html
2009/7/14 BDF 無水技法比較
精製水で分離検査すると、こんなにも実力差がでます。
無水系が水分を大変に警戒する理由のひとつと考えます。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2480.html
2009/7/4 BDFと水分
初心者・入門段階において、使用するのは水道水で行います。
http://green.ap.teacup.com/biofuel/2470.html
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新燃料研究所