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2012/3/25

CFPP 低温 目詰点  低温対策
バイオディーゼル燃料に関する、海外の業界団体によるレポートの紹介です。

AGGMは1999年に設立されたそうです。

低温に関する部分を紹介します。

新燃料研究所は2004年頃にドイツ在住の日本人の方で、

自動車輸入業をされている北海道出身の方と情報を密接に交換していた時期があります。

その時には規格そのものしか入手できず、非常に解釈に苦労しました。

季節においてバイオディーゼル燃料品質規格数値が異なるという発想がなく、

理解するまでに苦労した記憶があります。

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低温対策に関しては、自分でガスクロ分析を行えば理解が早まります。

文献調査や耳学問も重要ですけれど、自分で体験してみれば理解は非常に早い。

脂肪酸組成を基礎として段階を幾つも経過していかないと理解できません。

インチキ連中に利用されない必要性からキーワードは非公開としています。


     できもしていないのに、それらしき用語を並べる人達の出現を防止します。

     水処理なども、できていないのに できているとしている事例が多い。

     先日も、ある生産所の裏手側に奇妙な装置が置かれていたとの情報。。。。

     先日、あるBDF生産所で、堂々と能力不足な機器構成を目撃しました。


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先進諸国との対比において、忘れてしまう傾向にある問題

1: 日本と比較して、税金が高くて軽油や重油の購入価格が高い場合がある。

2: バイオマス由来の補助金が無くなってしまっている場合や、新規優遇の場合がある。


税金に関して、手元資料による具体的数値。 2010年4月頃

イギリス   軽油 約¥92 重油 ¥17

ドイツ    軽油 約¥65 重油 ¥16

フランス   軽油 約¥59 重油 ¥2

日本     軽油 約¥34 重油 ¥2


購入価格が高いと、日本では採算性から使用できない薬剤や資材であっても使用できます。

低温対策剤やエマルジョン燃料調整剤が高価であっても採用できるということです。

高額な付帯装置が必要となる補助資材でも使用できることになります。


      日本では、海外で実績あるとか流行しているとか 

           ウワベの誤解があるように思われる場合を見聞します。



2004年頃、新燃料研究所のドイツ在住協力者の方は、ある女性社長に面会したそうです。

ヨーロッパアルプス越えのできる、バイオディーゼル向けの低温対策剤があるそうです。


その話しを聞いた私は 当時は、とても驚いたものです。

そこまでの品質が必要なのだと誤解してしまいました。


今なら、あっつ そうですか。 素晴らしいことですね。 と賛辞と拍手。

過剰品質と考えるのでなく、そもそも そういうウルトラ技は必要ないと考えています。


日本には、あまり必要ない薬剤だと考えます。



新燃料研究所系の公称低温 マイナス8度  -8℃ でよろしいのではないでしょうか?

いろんな自動車メーカーのコモンレール方式に数年の実績があります。

回収系廃食用油を原料にして、BDF100%使用における マイナス8度  -8℃。

この程度でよろしいと考えています。

     気温条件や駐車条件によっては、マイナス13度などの報告もあります。

     一部の良すぎる報告は公称値にはしません。

     再現性が高いと見込まれる数値を 新燃料研究所系低温公称値 としています。

私達は、仕事で自動車を使う プロ向け燃料 を必要としています。

採算性と安心が必要です。

環境適合型である必要もあります。


測定方法によって低温達成値は大きく異なります。

新燃料研究所系の場合、各地の野外駐車状態における夜間最低温度のことです。

従って、数時間も低温域にある場合と、

30分程度の短時間だけが低温域にあった場合もあります。


気候条件・温度低下上昇の勾配に関しては、現地の生産所が判断するしかありません。

実験は仮想条件で行われるから、参考値にすることそのものが経験を必要とします。

御理解いただけましたでしょうか ?

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引用

In 1999 AGQM was founded with the objective to provide quality management for leading Biodiesel producers and traders. Today, 10 years later, AGQM has to offer much more than “just” quality management: AGQM has become a modern and flexible service provider covering all relevant issues from the production to the application of what is now the leading alternative fuel in Europe.



AGQM Publishes Biodiesel Quality Report 2011

http://www.agqm-biodiesel.de/index.php?menu_sel=27&menu_sel2=18&menu_sel3=&menu_sel4=



CFPP Test method: DIN EN 116

Limit according to DIN EN 14214:

0°C from April 15 to September 30

-10°C from October 1 to November 15

-20°C from November 16 to February 28/29

-10°C from March 1 to April 14



AGQM’s additional limits:

-10°C max. from October 1 to October 18

-20°C max. from October 19 to February 28/29



The Cold Filter Plugging Point (CFPP) is a measure for the cold properties of Biodiesel.

クリックすると元のサイズで表示します



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Biodiesel Quality in Germany AGQM Sampling Campaigns 2011


http://www.agqm-biodiesel.de/downloads/temp/20120312_Herstellerbeprobung_2011_E_fin.pdf

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【 新燃料研究所の見解 】

テンプラ臭い排気ガスのままDPF/DPRランプ点灯間隔が短いならば、

非常に浪費となります。

スス焼ききり動作には燃料消費があるのです。

ランプ点灯を無視すれば修理工場で焼き作業をしなければならなかったり、

DPF/DPR部品交換となる場合もあります。


最新式コモンレール方式車に必要な品質まで不要だと考える場合もあると思います。

過剰品質はいらないと考えるのも、好き勝手な範囲です。



原料油脂特性を理解してバイオディーゼル燃料とすべきと考えます。

冷涼地に不向きな農作物があるように、原料油脂にも 向き 不向き があります。

無理して使用するから、正確には 知らない・知識不足から発生する不具合があります。


原料油脂として、作りやすい順序は 菜種・大豆・米サラダ・パーム だと考えます。

調合・混合されているのを忘れてはいけません。


低温特性に関してはバイオディーゼル燃料の基礎理解力が試されるところです。

スナオな知識蓄積ができていれば、何も難しいことはありません。


半ズボン・ランニング姿でスキーをやろうと思うから それは難しいですと助言します。

何をどうしようと、本人の好き勝手です。

助言に従うのかどうか、それは結果として明確にでてきます。



新燃料研究所


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