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2013/2/8

バイオディーゼル製造の基礎知識 酸  化学構造や反応
バイオディーゼル製造の基礎知識 酸 Acid  に関する整理です。

化学知識は大きな本筋を理解し、例外の少数事例を整理すると理解が順調です。

BDFの理解不足の人達は、本筋と例外の混同による迷路で迷子になっているようです。


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資料元

p237 化学T・Uの新研究 卜部吉庸 うらべ よしのぶ 三省堂 2005年 第1刷

濃度 温度などの条件で、比較数値が異なるので一覧表の理解には注意が必要です。

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【 新燃料研究所の解説 】

強酸 弱酸 は Strong Acid   Week Acid の頭文字で、 

SA WA との表現もあります。


ここで大切なことは、

BDF生産所によっては使用している 酸 が不適切な事例があるということです。

ほとんどのBDF生産所では同じ種類の 酸 が使用されています。

市場普及率の高いメーカー製の場合は、ほとんど同じです。


では、どうして いろんな酸が使用されているのでしょうか?

過去に直接に体験したBDF生産所には、まったく根拠がアヤフヤな事例もあり。

他の生産所とは異なるという 優位錯覚 を狙っただけに思われる事例もありました。

実際に使用したら都合が良いとの、事実だけれど誤解である事例もありました。


事実だけれど誤解である事例

弱酸 である 酢酸 CH3COOH 

食酢という生活に密接な、安心感の持ちやすい酸 Acid を好む人達がいます。


使うと、少々 テキトウな分量でも カウンターオーバー になりにくい。

カウンターオーバー とは新燃料研究所の作った表現です。


アルカリ性、つまり塩基性の工程作業を進めるときに 

カウンターを当てる と新燃料研究所は表現します。


酢酸などの弱酸は 電離度が小さい ので弱い作用を出します。

過去の製造経験データーの蓄積が少ない入門者・初心者段階に歓迎されます。

弱い酸 は使いやすい気分にさせてくれるからです。

pHジャンプ という あっつという 気付けば反対側  pHが行ったり 来たり。

そういう初心者段階の悩みに 弱い酸 は適しているような誤解を抱きやすい。


弱い電離 ということは しっかり H+ つかまえている。

〔H+〕 水素イオン濃度が小さい ということです。


じゃばじゃば 超過させても、 まだ大丈夫のように誤解の安心感を抱けるようです。



炭酸の電離度が 0.0017 非常に小さいのに驚きます。

精製水を測定すれば、空気中の二酸化炭素が pH をかなり変化させるのに驚きます。

こんなにも小さな電離度なのに、あのような数値をだすとは。。。

     精製水の純度の高さに驚くのが正解です。 本当は ソコがツボです。


塩酸 0.94  硝酸 0.92  電離度は 1 と考えても不都合ないようです。

水溶液のなかで、スッキリ ハッキリ スッパアアーーン と分かれている。

だから、 強い酸  〔H+〕 水素イオン濃度が大きい。


化学知識が無くても、マニュアルに従えばよろしかろう という考えもあります。

ただ、BDF装置メーカーや営業担当者が間違っている事例があります。

ある地域では、大学の指導を受けていながら かなり怪しい水準である事例もあります。

皆で仲良く間違っていたら、誰も気付かないでいるようです。


弱い酸の使用が間違っているという事ではありません。

強い酸の使用が、常に必要で正しいという事ではありません。

そういうカンチガイをするようでは、まだまだ勉強不足です。


原料に適合したアルカリを投入できたならば、カウンター薬剤は想定範囲内に収まります。

時間的にも、薬剤も少なく製造作業が進みます。


工程を進めていいのかどうか、

チェックすれば いつもと同じか 異なるのか 確実に即時に判明できます。


原料に適合したアルカリを投入できたならば、

原料の酸価 Acid Value AV値に見合ったアルカリ増量の誤差 過不足は小さく、

触媒として作用したアルカリは、マルマル残っているハズ。触媒は変化しないから。

カウンターを当てるべき相手、 残留アルカリ 塩基性の濃度が予想できる。

それに対して、酸 Acid の濃度を日々の生産経験から追い込んでいきます。


いつもと異なれば、なにかがちがう。

原料の劣化判断が間違ったのか、薬剤量の計量がまちがったのか、投入忘れなのか

洗浄不足なのか、静置分離時間不足なのか、 なにかが間違っている。


製造工程のなかで このまま進めていいのかどうか 

明確にわかれば、高品質BDFの確度が高くなります。


だからこそ、アルカリ量算出パソコンソフトは効果的なツールなのです。



新燃料研究所


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