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2015/1/28

大豆油 混入の兆候  低温対策
冬季のBDF使用では低温対策剤が必要となる場合があります。

原料油の分別が前提となり、大豆油が混じれば困る低気温地域もあります。

太平洋側の静岡や東海地方では問題にならない場合もあります。

   日本海側や内陸部の寒い地方では原料として、貯蔵油槽から流れ出て来ないので

   BDFを作ろうとしても作れなくて、低温に弱いBDFが作れない・・・・・

   地方の気候風土と、原料油種の組み合わせが知識として必要です。

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【 新燃料研究所からのメール 】

  送っていただいたBDFに少し大豆系が混じっていたようです。

  原料段階で低温沈降させて、上部の原料を使用することで回避できる程度と思います。

  あまり低い気温だと、菜種系を含んで多くが沈降してしまいます。

  大豆系が多いと思い込んでしまう場合もでてきます。


  簡単な判別方法として屈折率による簡易判断があります。

  資料を送っていただければ無料判定します。
  

  ジャムビンに採取して、液温を観察すれば大豆系は菜種系より早く 曇り ます。

  ただ、温度勾配 冷やし方の時間経過によって変化するので御注意ください。

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【 新燃料研究所への返答メール 】

  新燃料研究所

  代表 朴 昶 壽 様


  大豆系の混入との指摘有難う御座います。

  原料の調整方法で、AV値が3.0付近のカスを取り除いた油7割

  AV値1.0付近のとても綺麗な油2〜3割
 (老人ホーム、給食センター、油管理に厳しい食堂等)等の原料でブレンドしていまが、

  この綺麗な方の油が場合(カスが無く綺麗)により、受け入れて原料タンクに入れずに

  直接反応槽に入れてブレンドする為これが原因かと推測します。


  インフルエンザにかかり大変だったとの事。

  業務の方も大変かと思いますがお体壊さないようにお願いします。

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【 新燃料研究所の解説 】

普通は調理済み油には浮遊物があって、エステル交換反応を邪魔する危険があります。

貯油槽で時間をかけて沈めて、清澄にした原料とするのが一般的です。


受け入れ容器の容量には限界があるので、清澄な原料は沈降させない事があります。

沈降させないとならない原料は多くあるので沈降槽にキレイナ原料を容れないのです。


気温が低いと、原料油はゆっくり低温成分が成長して やがて下層へと沈みます。

菜種は静かに低温にさせていくと、大豆油と大きな差異があるのを観察できます。

低温にさせる時間と、温度低下の 勾配 によって現象は異なります。

経験の少ない人たちや、思い込みの強いヒトはこの周辺で つまづいています。


エステル交換を上手にするだけでなく、不純物も多くを除去できたならば、

原料よりもBDFは低温特性が向上します。

低温特性の向上とは、曇りが発生しにくく、発生した曇りが消えやすい傾向を指します。


   低温対策剤は、そのように上手に精製されたBDFにおいて効果をより発揮します。

   結晶の成長に関して作用する薬品が低温対策剤です。

   顕微鏡画像でしか判断できないので、画像なくして議論は不可能です。

   インチキなのかどうか、画像で簡単に見分けられます。



新燃料研究所


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