『水の都の王女』の続編。というかこちらと合わせて1本の作品という構成になっている。
『水の〜』の冒頭の女神との関係が、物語のラストで決着をみるところなどは、主人公の成長譚として非常によくできている。やっぱ童貞捨てるなら、年上の女ってことかあ(そこかよ)。
ちゃんとした架空世界ものを読みたい向きには絶対おすすめの1冊。
12月27日
裏切っているのは誰か特定の個人でなく、なにか運命のようなもの。
ありえないような出来事の組み合わせがなかったら、今年みたいな惨事にはならなかったのは間違いない。
信じやすいひとはここで守護霊とか蛇神様とか開運の布団とかへいくんだろうけど、残念ながらそういう発想はあまりない。神様たくさんいる世界作ってると、そのへんかえってラジカルになるの。
原因をさぐるに、もっと自分が自己中心的な人間だったら、いまのアクシデントはひとつも発生しなかったろう、と分析できる。
すくなくとも、「いまだって自己中心的じゃん」という指摘にショックを受けずに済む、という効能はあるだろう。なんせ、本人はたいがいのばあい、そのひとのためによかれと思って行動しているのだ。
朝までやりたくない仕事を歯を食いしばりながら進める。いいかげん頭痛がひどくなってきたので、いったん帰還。
少しでもちゃんと睡眠を確保して、追いつめられた仕事をどうにかしなければならないときなんだが、ちゃんと請求書を出さないと入金がもらえないとなれば、しかたなく2時間睡眠で郵便局へ。この速達代がつらいという情けなさ。
その後睡眠時間を確保して、結局夕方から仕事。
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ。
あーもういやだ。
こういうとき、妻子持ちなら「家族のために」ってがんばるんだろうけど、別にそんなのないしなあ。こんな誰にも喜ばれもしない、自分が損するだけの作業をなんでやらなきゃいけないのか……(これ以上ひどい損をしないため、というのが理由になるはずだが、このままだと……)。
きっと、端から見ているとけっこう面白い図だろうなあ。しばらく「うー」とか「ぐー」とか呻いていて、やがてキーボードを打ち始めたと思うとまた「うー」とか言い出すってのは。うー。
編集Oo氏、様子をうかがいにやってくる。
来てもらっても、あまり仕事にプラスの影響は出ないんだが、彼が来るとファミレス代が100円浮くのはありがたい。4回来てくれれば、もう一晩仕事ができるだけのお金が浮く。
「ここまでやります」と言ってはみたものの、資料をみているだけで吐き気がしてくる。いやほんとに。
いまだ名前の明かせない(もういい加減このフレーズやめたいなあ)タイトルでデザインで参加してくれたTn氏から、別件のデザイン画が送られてくる。まだこのさき形になるかどうかわからない企画だけれど、こうしてブツができるとなんかやる気でるね。
東京ガスから「払わないと止めますよー」とおしらせ。はっはっは、ないものは払えん。ガスがなくたって(すぐには)死なんわ。はっはっは。
電気と水道が止まるとやっかいだなあ。

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