美術展『怪獣と美術』の図録。
これだけの造本で2000円は安いよなあ。
とはいっても、図録ではその威力はぜんぜん伝わらないので(図録が悪いのではなく、現物が凄すぎる)、ぜひ直接脚を運ぶべし。
↓図録通販ページ
http://mitaka.jpn.org/store/gallery04.html#g35
10月20日
・成田亨展
・キモは「予感させること」にあるのではないか
・『キューティーハニー』!
・作戦失敗
・遊んだあとは仕事仕事……
今日は三鷹で開催されていた『怪獣と美術』展に出かける。
まいみくの少年さんの日記のおかげだ。その記述がなければ気づかないままスルーするところだった。
仕事なんぞ知るか! ようやく金銭的に行ける場所での開催じゃ。
しかしあんまり急に判明したので、道連れはつばさちゃんひとりであった。ほかの連中は体調やら課題やら洗濯やらで脱落。
一応、あまきんさん分の図録だけ買っておいたが、いや、これ図録じゃぜんぜん不足だわ。現物の威力すげえ。
さすがは師。素晴らしすぎる。来てよかった。仕事くそくらえ。
そんな成田デザインのキモは「予感させること」にあるのではないかなあと、現物群を見て思ったりした。
「顔を予感させる空間」「人体を予感させる空間」「羽の羽ばたき動作の予感」
わざと空間を作ることで、そこになにかがあるらしい予感を生じさせる。
あえて描かないことで描く、というのは文章やら映像でもあるテクニックだが、それをデザインという場面で実現させたのが成田亨ではなかったか。
いやしかしほんと、彼を超えるデザイナーってほんと出ないよねえ。個人的には「商業デザイナーは、観客を意識して自己と向き合わないからろくなデザインが作れんのだ」という師の意見には反駁したいところなのだが、なんせ反駁の論拠がない。いまだに。ことにクリーチャーデザインでは。
メカニックでも、まあ同列に語ってもいいかなあというひとが数人……。
いやあ、ほんとおなかいっぱいになりました。
見終わって疲れたよ。
で、せっかくつばさちゃんが一緒なので、中野に行ってちょいと前からやってみたかった実験を。
……してみたんだが、今回は失敗。ち、店員新人でやんのよ。やはり本店でやらねばだめか。まさか女の子だから気後れしたとかじゃねーだろーな。
現地でよく知ってるメンツと邂逅、ちょっと濃いめの世間話など。うーむ、玩具メーカーせちがらい。まだCS番組作ってる方が自由度高いな。現場は任せたから、こっちは迂回戦術でいかせてもらうです。
22:00過ぎ
ファミレス入りして仕事仕事。
眠いけど一日遊んだしなあ。
……それにしても、こういう忙しさはいやだわ、すり減らすだけだ。
3:00前
眠い。猛烈に眠くてダウン。
本部に帰って4:00過ぎ寝る。
というわけでようやく『キューティーハニー a Go Go!』を入手。
おおお、久々の伸平節。おもしろーーい。
……でも未完。未完だよ。
パードルの続きもいつ出るかわからんし、なんつか読者に厳しい作家だ。

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