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大分県日田市の大石昭忠市長は7日、夫婦や親子がいずれも市職員で、同居している場合、それぞれの給料を2年間、2割削減する条例案を、27日開会予定の市議会定例会に提案すると発表した。
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というニュースにドッカーン!! ドタマキタ!
実は、わたしの数少ない友人に(幸い日田市ではないが)同一の市役所に夫婦で勤めている女性がいる。彼女はせんだって第1子の産休から復帰したのだが、その後うつ病で休職している。だいたい、産む前だって切迫流産で入院したのよ! どういう職場?
彼女から聞いた話ではなく別の市役所づとめの知人から聞いた話だが、市役所の人事課というのはあまり職員サイドのためには動いていないものらしく、産休を取る職員がいても人員の補充などはなく、課内の別の職員に仕事を割り振るだけらしい。だから、産休の人が出ると同じ部署の人の仕事が自動的に増える。
そんなシステムでは、産休取った人が同僚に恨まれる可能性があるじゃないか!
友人達の勤めている自治体がレベルが低いのかなと思っていたけれど、このニュースで確信した。ほとんどの自治体がこの程度の職場環境なのだ。ねえ、稼ぎの悪い方に仕事やめろって言ってんの? ますます女性が働きにくくなる、と感じた。
公務員ですら安心して子どもが産めない職場環境である日本は、恥ずかしい国だ。何が少子化対策だ。下っ端の、多くもない給与くらいちゃんと払ってやれ。産休前後の配慮くらいしやがれ。
だいたい、給料カットするならまずトップや管理職や議員からだろ?
日田市の職員だって、日田市民だろ?(他の市から来ている人もいるんだろうけど)
この条例案にはそういう視点が無いよな。
「共働き」職員の給料2割削減…日田市が条例案

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