今回の山口行きの直前に、JR西日本の株主優待券をいただいた。運賃が片道、1回限りだが、5割引になるという券だ。ただし、JR西日本なので、対象エリアは博多から新大阪まで。
わたしはてっきり「新大阪までの運賃が5割引になるから、4,5千円は割り引かれるのだろう」と思った。
念のため、みどりの窓口のお姉さんに、
「東海道の○○駅まで。この割引券、使えますか」
と訊ねたら、
「使えます。区間を書き込んでください」
と言われたので、ヨカッタヨカッタと素直に書いてしまった。
書いてしまった後でお姉さんいわく、
「割引券を使った場合と使わない場合とで、どちらが安くなるか、みましょうか」
ええー、何それ。
お姉さんがコンピュータと電卓を駆使した結論。
使った場合は、790円安い。
ええー、何それ。
どうやら切符が、乗車駅から新大阪までの切符と、新大阪から目的地までの切符の2種類に分かれるのが原因らしい。
それなら往復切符を買ったほうが、往復割引になって、安かった。
目的地は初めに言ってあるんだから、そんなことは書き込む前に言ってくださいよ、と言ったが、彼女は、
「お使いにならないのでしたら、斜線を引いて訂正しましょうか」
と涼しい顔。
とほほ。ネットオークションで売れば、2000円か3000円は付くものなのに。「知らない」というのは、本当に高く付くことだ。でも、こっちはJRマニアじゃねえんだよ、知るかよ、そんな仕組み!とも思った。
大体、クレームに対して謝罪のひと言もないあたりが厚かましい。
憮然とホームで新幹線を待っていたら、わたしに切符を販売したN嬢が走ってきて、黒い服の女性になにやらお金を渡して謝っていた。どうも、計算か何かを間違えたらしい。しょっちゅうミスをしている人と見た。
くそ、あの応対の顛末、お客様の声を書く「キク象くん」のメッセージカードに記入しておけば良かった!
こんなどうでもいいことから書けるのも、親父殿の病状がそこまでシリアスではなかったからこそなのだが。
今は左手、左足が不自由ですが、リハビリすればもう少しマシになるでしょう。本人は、今週中には退院する気満々です。病院スタッフも、ああいう不良患者にはさっさと出て行ってもらいたいに違いないと思います。

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