さそうあきら「コドモのコドモ」の映画撮影が進行中だそうだ。なのに、いまさらというタイミングの2007年12月12日、秋田県能代市議会で、批判が出た。
07年12月13日付け毎日新聞によると、映画のロケが能代市で07年8月25日から行われ、能代市は廃校になった旧渟城第二小の校舎を撮影場所に提供した。地元市民もエキストラとして参加するなど協力体制が取られ、撮影は順調に進んでいたというのだ。しかし、主人公が「小学5年生で出産する」という設定のため、いかに廃校とはいえ小学校校舎を提供するのは「教育上おかしいのではないか」という意見が一部の市民から出て、市議会での議論になったのだという。
「小学5年で出産」教育上けしからん 映画ロケ地能代市ですったもんだ (J-CAST)より。
一番びっくりしたのが、ここ。
同紙によると、07年12月12日に行われた定例市議会で、柳谷渉議員が一般質問に立ち、撮影支援の経緯について説明を求め、
「原作を読んだ限り、命の尊厳について(描かれているとは)感じない」
と発言した、というのだ
作品の解釈は人それぞれ、だとは思うが、
この議員に読解力があるのかどうか、そのほうが心配になったよ。

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