4月4日 アジアインターにて スキャンプの長い長いドッグショー生活が終わりを迎えました。
万全な状態で 望むことはできませんでした。
彼の LastRunのステージには 神様は 公平をくださいませんでした。
最後の 試練の場でもありました。
今回は 彼は自分との戦いに挑んだドッグショーでした。
彼の体調は すこぶる思わしくなく最後は彼の気持ちでこの日のリンクを走るかどうかは決定するという判断に任されました。
犬舎では 敦子さん とも子ちゃんに 最後のグルーミングを思いをこめてしていただきました。
スキャンプは 何よりもうれしかったと思います。
会場に前日より 様子を見るために向かいました。
先日よりは ほんの少し良いように思いましたが ・・・
しかし、当日彼は 最後のリンクに立ちました。
彼は頭を上げ 凛とした姿勢で 立ち向かい 最後まで誇り高いアフガンハウンドでした。
彼の強い意志と 気持ちで走った 〜Last Run〜
私の目には スキャンプに回りに 不思議な力が見えたように思います。
スキャンプ、ありがとう。そして 卒業おめでとう。
桜の咲く季節にショーの世界を卒業し 同時に新しい生活のスタートとなりました。
今まで私は スキャンプを追っかけていたように思います。
これからは。彼のこれからの犬生が もっともっと多くの楽しい経験をできるよう一緒に歩んで生きたいなあと思っています。
長い間 彼に力を貸してくださった皆様 また 応援し続けてくださった皆様 ありがとうございました。
彼と会話し、 彼を抱きしめ、今まで過ごすことのできなかった彼との時間を大切にしたいと 思っています。
私と スキャンプは感謝の気持ちがいっぱいでこの日を迎えることができました。
ありがとうございました。

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