原子炉等規制法で「原則40年」と定められましたが、その「原則」の壁は、安倍政権によって崩されようとしています。
安倍政権は「可能な限り原発に依存しない社会を目指す」と言いながら、原発を「重要なベース電源」と位置づけ、再稼働まっしぐらです。
イギリスを模倣し、原発の電気が他の電源より高いので、高い分を電気料金で補うという制度を作ろうとしています。そうすると、40年を超えた古い原発に、どれだけお金をかけても、元が取れることになります。この制度は、イギリスではうまくいっていないというのに!
これは、総括原価方式の再現です。安倍政権がこのような動きをすることで、古い原発を復活させようとしているのです。電力会社の救済策です。
犠牲になるのは、再生可能エネルギーの普及です。再生可能エネルギーは地方の資源です。安倍政権は、大企業優先に飽き足らず、地方経済の芽までつぶしにかかっています。
この愚かな政権がつぶれれば、もう少しまともな政治が可能になるのでは?と、期待しています。

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