「「安全こそが、皆さんの利益を保証することを理解していないのではないか」」
森林・教育
表記の言葉は、美浜3号機事故後の、関電説明会(議会)での私の発言です。当時は藤社長でした。
3号機事故以前(2年以内)、私への内部告発が2件ありました。そのことを美浜発電所次長に告げたこと。「私にはこういう事故が起きることは分かっていた」とも発言しました。
社内調査を行い、私の発言を確認したようです。
今この言葉を思い起こしています。福島原発事故以降も、彼らはこの言葉を理解していないことがよく分かります。
高浜町元助役からの金品授受問題です。自分たちのコンプライアンスの無さを元助役に押しつけ、自分たちこそ被害者だと、公に語っています。
安全などそっちのけで、我欲に走る関電経営者達。金が全てのように語る経済アナリスト達。
来年4月から、新しい検査制度が実施されます。電力会社が原発の検査を行い、24ヶ月まで運転可能となります。
傷を発見しても大丈夫と評価すれば、運転を止めず、次回定検まで運転を続けることができます。
規制委員会(国)も、安全より収益を優先する制度を提案しました。
原発はまさに瓦解寸前です。多くの被害者を出す危険性を抱えて!!

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