高浜原発電1・2号機の40年超「老朽原発」再稼働に、高浜町議会は同意しました。町長、議会、全てが練られたシナリオ通りに進められているようです。
美浜町議会でもそうですが、技術的なことはほとんど理解できず、推進側の言うがまま。批判的研究者の意見を聞くこともなく、再稼働の方向が固まっています。
批判する私たちの発言機会も限られ、町民の安全より、再稼働により得られる「お金」が頭の中心です。
情けない限り。
高浜原発3・4号機は、蒸気発生器細管の外側が異物によって削られ、対応せざるを得なくなるでしょう。
使用済み燃料保管先についても、関電がとってつけたような動きをしていることが分かりました。県外には候補地を示せない実態が浮かび上がります。
現行の仕組みのままでは、美浜原発3号機を再稼働しても、1回(ほぼ1年)しか運転を継続できません。使用済み燃料がネックとなるからです。
再び大きな事故を起こす。そう思われても仕方がない事態が、次々に起きています。町民も近隣住民も、頑張って声を上げないと、痛い目に遭いますよね。

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