プーチンに関する著書が出始めています。マスコミによる論評も出ています。興味深いですね。
プーチンは、KGBという、陰湿で、暗殺・粛正を実行してきた組織出身のロシアの「指導者」です。
暗殺や粛正により体制を支えるパーツであったプーチンの経歴。パーツを演じている内は気づかなかったこと、それは戦略的発想ですね。
大局を見て判断する才能とパーツをこなす才能とは別物です。ウクライナ侵攻で町を破壊し、人々を殺戮することで世界はどう動くか。対局を見る視点を持たないプーチンの敗北です。
世界は動きました。2014年のプーチンによる2州のロシア併合時には動かなかった日本ですが、世界の動きにつられて、アメリカに引きずられるように、日本も同調しました。
そういう点では、日本も戦略を持たない国ですよね。
大局を見ずに、国内の政局を動かすだけの日本の政権。危ういですよね。

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