「「闇の声<全>」,「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」」
マンガ
「闇の声<全>」 伊藤潤二著(朝日ソノラマコミック文庫)。マンガ。
伊藤潤二のホラー短篇マンガ集。元々2冊で発売されていたものが,1冊になって刊行。内容もほどよい。
「血をすする闇」:吸血コウモリ
「ゴールデンタイムの幽霊」:お笑いコンビの実力
「轟音」:洪水の幻
「グリセリド」:油!油!油! インパクトある話。
「地縛者」:罪の意識が,その者を土地に釘付けにする。
「死刑囚の呼鈴」:贖罪が執念になってここまで・・
「お化け屋敷の謎」:釘を口にくわえた変な奴,双一が出てくる,双一シリーズ。
「双一前線」:同じく
「双一の愛玩動物」:同じく
「合鏡谷にて」:憎み合う向かい合った,今は無き村。
「幽霊になりたくない」:背後霊を食べないで。
「蔵書幻影」:蔵書に囚われるのも・・
「闇の絶唱」:耳から離れないあの歌。
「潰談」:危険だけどマジでうまい蜜。
「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」 伊藤潤二著(講談社)。マンガ。
こちらも一緒に発売されていました。伊藤潤二の猫マンガ。もちろんホラーではなく,著者が猫を飼い始めた日々を綴った,日記風マンガ。かわいさよりも,生態模写がよくできているという感じ。意外に短い。

0