
すさまじい暑さが続きますね。地元というには,少し遠いけれど,かき氷屋さんでかき氷を食べました。
このかき氷屋さん,昔ながらのお店で,50年前からやっているそう。老舗というには,老朽化して海の家みたいな雰囲気の中,冷房もないところで氷をかっ食うのだけれど,これがうまい。
ぼくは,実は普段あまりかき氷を食べない。やたらに量が多かったり,シロップが多すぎて最後に口飽きしたりしてしまう経験を繰り返すと,ただの氷じゃないかとヤサグレたくもなる。
しかし,この氷はヒット。量もほどよい,シロップも口飽きしない。お店の雰囲気もタイムスリップした気分を味わえる。当然冷房も扇風機もなし。
サービングしてくれるのは,腰の曲がったおばあさん。この店が世代交代して無くなってしまうのだけは許せないと,一見の客ながら思った。
でかいスーパーも,便利なチェーン店もコンビニもいらない。こういうアナログな店だけは何とか残してくれ,これだからこそ地方で,これがなければ地方の顔はどこにあるんだ。
写真は,青リンゴミルク。うまかったので,2杯目にあずき氷を食った(250円)。シンプル・イズ・ベストだね。
さらに,夜にあずきミルク,翌日に抹茶ミルクと・・。
最近は,多国籍氷も流行っているようだけれど,そこまで辿りつく前に,この枯れた雰囲気に酔いたい。

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