※今回も(たぶん)無駄に長いです。
(釣りの近況は元HPの画像BBSにて)
長野の時だったか、しげさんに
お:「道北行きたいんだよな〜でも1人じゃクマが怖くてさ〜」
・・・(2人で熊話中略)…
お:「しげさん、行かない?道北?」
し:「道北って何釣れるんですか?オショロコマとか?」
お:「いや、オショロコマは居るかもだけどイトウとかヤマメとかニジマスかな」
お:「海も、あっちはいいと思うんだよね〜」
・・・(北海海話中略)…
し:「そうっすか。いいかもですね北海道」
お:「よさそうでしょ(-_☆キラリ」
道北(道東)への釣行は、何年も前からずっと気になっていた。
赤目を自作で釣る事が出来た
8年前。次は琵琶湖大鯰。それを釣ったら
次は魚鬼(IMEパッドでも漢字が出ない魚へんに鬼と書く)イトウを
釣りに行きたいと思っていた。
憧れていたのは、学研の魚図鑑をボロボロにしていた小学生の頃からだ。
はじめは、水族館で見たいと思い。5年生ぐらいから釣りにハマりだし
(見たい)は、いつか(釣りたい)に変わっていた。
この思いは、開高健さんの「私の釣魚大全」、三平君とさらに膨らむ。
極め付けは、開高氏のモンゴル釣行だった。
しかし、大人に近づくにつれ(幻)(もう狙って釣れるような魚じゃない)
的情報しか得られず、次第に現実味を持たなくなっていた。
ネットの情報が得られるようになったその前後ぐらいか?
養殖に成功したちょっと残念な感じの同魚が、管理釣り場などで時折
見られるようになった。ただ、ヒレが折れたり欠けたりして、鼻やアゴの
つぶれたイトウはあわれで、釣りたいという気持ちは欠片も浮かばなかった。
今では(イトウ)を軸に検索すると、様々な情報が得られる。
ただ、いつかは釣りたい魚だから、どうやって釣ったとか
ルアーは何だとか、具体的な情報は極力見ないようにしていた。
雑誌やテレビで見ても影響されないと心に決めていた。
7月、しげさんから「秋に行っちゃいっますか?北海道」の
嬉しい連絡があった。SHIINO君も誘いたいが今はちょっと難しいかな。
普通に航空券を買うと高すぎるので、ツアーを探したが安いところは
とっくに埋まってしまっていて、ちょっと変則のツアーを組んで
調整してもらい、千歳からレンタカーで稚内、翌々日乗捨て羽田に
帰るという形でなんとか調整がついた。
実質まともに釣りができるのは中1日。小遠征としては、かなりタイト
なスケジュールだが、とれただけ良しとしよう。
その後2ヶ月、あーでもないこうでもないとフワフワ妄想していたら
あっという間に残り1か月となり、残り2週チョイになって、慌てて
ルアーを作り始めた。
あまり余分な知識は入れたくない。
参考にしたのは↓この論文。
http://www.fish-isj.jp/iin/nature/article/pdf/5501_series.pdf#search='%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A6+%E9%81%93%E5%8C%97+++%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E6%B7%A1%E6%B0%B4%E9%AD%9A'
非常に簡潔にまとめられているので、同魚をいつかと思われている
方には、是非一読をお勧めする。
今回千歳〜道北を車で移動となったので日本海側から北上する
事にした。時間の制約もあるので、有名?なホーツク海側は
残念だが、今回はあきらめる。
20日未明。
羽田に着き久々の国内線。
飛行機。超早い(^^;
2時間で北海道についてしまった。

千歳から札幌〜留萌へとしげさんの運転で走る。(↑美唄あたり?)

留萌を過ぎると町らしい町無いようなので、留萌のホームセンター
に立寄り、熊鈴と鉈を買った。
(ヒグマについての説明は割愛。興味のある方は検索してください)
ただのホームセンターなのに熊スズのラインナップがすごい(x-x)

ナタも壁面から下からめちゃ充実…
(以外にあっさり手に入ってありがたいけど逆に怖えx-x)
続く→
続き↓

留萌近く

結構な風波だけど何採ってるんだろ?

昼過ぎに、ここで昼食。

地粉だったかな。良い出来のお蕎麦でした。ロケーションも良い。

店の裏には、綺麗さっぱりなにもない。
海そして海岸が続く。

道の駅で、”うにぎり”200エン。

この倍ぐらい数の巨大風車が回る。

ふと見やると見たこともないぐらい太い虹。

写真には写りきらないのが残念。
この小釣旅、なんかいいことありそうだ。
300kmほど走って目的地が近づいた。
今回地図を買わなかったので、持ってきた道北河川の簡単なイラスト
マップとカーナビが頼りだ。

地名忘れた、天塩の河口から10キロぐらい?
サロベツとの合流近く。車で近くに降りられる雰囲気のいい
所があったので、ここで道内1投目!
(もちろんルアーは自作ねずみ)

30分ほどしげさんと投げるが、何の反応もなく終了。

日が落ちかかってきたので更にアバウト20kmぐらい上流にある
「開運橋」ここで好釣を祈願しつつ、暗くなるまで投げるが、
ここでもノーバイト、ネズミからスタートしてあれこれ試したが
かすりもしなかった。

稚内に到着。
夕食は「うろこ市?うろこ亭?」で海鮮丼。
鮭↑は場所柄乗せないとだめなんだろうけど、地物じゃないなら
いらないな〜(アトランかな、物は悪くないけど他の魚と合わん)
細かい事はともかく、後半は全部ぐしゃぐしゃ〜っと混ぜて
わしわしと口に掻き込んで…う〜ん美味い。
ホッケも良い。

食後、店の前の港の外灯下でためしにやってみたら、いきなり
しげさんが、クロソイを釣った。

いいな〜俺も、と投げたら1投目で釣れた。
よ〜しこれで今年自作の48種目/25+だ。

しげさんが、今度はウグイ!
(たぶんマルタだがサイズ的に同定は不能)

今度は子サバ。いいな〜しげさん。
真似して色々やるが、高活性のクロソイは数匹追加したものの
他が釣れない。

しげさんに色々聞きながらやってウグイ追加。
サバが釣りたい〜と粘っていたら遅くなってしまった。
明日が本番、早く帰らねば。

宿に到着。
おっさん2人に似つかわしくない素敵な部屋だが、少々の酒と
翌日のプランを練った後、疲れで爆睡。
2日目に続く。

0