6巡200位 Charles Scott LSU RB 5-10 238ポンド
スカウティングコンバイン成績 40ヤード4.7、スリーコーン6.98、垂直飛び30インチ、幅跳び9-3、プロデイでは232ポンドに絞って40ヤード4.53、ベンチプレス17回を記録しました。カレッジでの成績は
1年生 7試合出場 ラン 48回 277ヤード 平均6.0 5TD
2年生 14試合出場 ラン 45回 324ヤード 平均7.2 5TD
3年生 13試合出場 ラン 217回 1174ヤード 平均5.4 16TD
4年生 9試合出場 ラン 116回 542ヤード 平均4.7 4TD
3年生からスターターに昇格しましたが、4年生の時は鎖骨の骨折で満足なプレイが出来ませんでした。タックルからタックルの間をまっすぐ走る古典的なノースサウスランナーで上半身下半身共に強く、ゴールライン前をこじ開けられるパワーランナーのようです。パスキャッチはルート取りが出来るような運動性は無く、ブリッツのピックも横への動きが悪い事で下手と見られています。
ハイライトを見ると、スクリメージまで時間が掛かる割に抜けた後が速く、垂直に立ったままスクリメージを抜ける変なパワーランナーに見えます。結果的に抜けたプレイばかりハイライトでは見せられるので、前傾姿勢を取らなくてもパワー負けしないのかは未知数です。抜けた後LBやSとの1対1では頭から突っ込むように見せてからカットで置いて行く様な機敏さも見せますし、パワーで押し切る場面も見られます。
ノースサウスランナーの割りにパワーでこじ開けるよりもカットで抜けていくのが持ち味に見えます、Leonard Weaverに似たランナーなのでしょう。トップスピードが遅いのは240ポンド近く有るので仕方が無いですが、NFLレベルでスクリメージを抜けるパワーが有るのか、抜けてもすぐに後ろから捕まってしまうのではないかと言う点で大当たりかハズレかの選手になる危険性が有りそうです。
TSNではRBで5位、全体でも47位と高評価ですが、平均すると3-4巡評価でした。6巡で取れたのは幸運でしたし、Weaverが怪我をした時のバックアップとしての指名でしょう。リードブロックかレシーブが出来ればWeaverとの併用も出来るのでしょうが、出来ないようだとこのタイプを2人確保するチームでは無いですしPS行きになりそうです。