ドラフト2日目は53位と57位2つのドラフト権をそのまま使い、Penn StateのRB Miles SandersとStanford大のWR J.J Arcega-Whiteside(JJAWと省略してるのを見かけました、とりあえずJJAWで行きたいと思います)を指名しました。
Sandersは去年の1巡2位指名Saquon Barkleyのバックアップとして2年間を過ごし、去年スターターとして起用されました。ラン220回で1274ヤード9TD レシーブで24回139ヤードでした。1年生時にはKRを務めましたが平均20.8ヤードと平凡な数字に終わっています。
1.2年生合計でも56回のランと8回のレシーブしかしていません。そう言う意味では非常に使い減りしていない選手と言えるでしょう。
身長5-10 5/8で211ポンド スカウティングコンバインでは40ヤード4.49、ショートシャトル4.19、スリーコーン6.89、垂直飛び36インチ、幅跳び10フィート4インチ、ベンチプレス20回を記録しています。
長所
フィールドビジョン
横から縦に切り替える時のなめらかさ
コンタクトされる時の姿勢と腰の強さ
短所
オープンでのスピードは平凡
パスプロテクトが下手
迷ってロスする事がある
KentuckyとWisconsinの2試合見ました。経験が足りないのかフットボールIQが低いのか、プレイが壊れる時の動きが下手ですね。ブリッツ入って持たない時にカールしてパスを貰いに行くような動きが出来ていません(コーチの指示で決められた場所に居ろ!なのかもしれませんけど)
スクリメージの小さい穴から抜ける事が出来るように見えましたが、大外を回るプレイでLBにぴったり付かれていたりスピードは一流ではないようです。
LeSean McCoyほどスクリメージで止まらないですがMcCoyほど特別な才能が有るようにも見えませんでした。しかし、万能型のRBとして十分チームに貢献する能力は有ると思います。2番手として十分すぎるの選手だと考えます。
次に指名したのはJ.J Arcega-Whitesideでした。一般的には70-100位の評価なのですけれど、サイトによっては35位くらいだったりします。サイズとお手手が良いのは間違い無さそうなので、NFLレベルで最低限のスピードとクイックネスがあればポゼッション型として機能する、それが無ければNFLのCBには全く通用しない。そんな指名かもしれません。
プロバスケットボールの選手同士の子としてスペインで生まれ、Stanfordではレッドシャツなしの2年生から試合に出ています。3年生でスターターになり48レシーブ781ヤード9TD、4年生で63レシーブ1059ヤード14TDと数字を伸ばしました。
スカウティングコンバインでは膝の怪我で計測を行わず、身長6-2で225ポンド 4月4日のプロデイでは40ヤード4.49-4.50、ショートシャトル4.41、スリーコーン7.23、垂直飛び34インチ、幅跳び9フィート11インチを記録しています。スリーコーンはややもっさりした動きに見えました、これが膝の怪我の影響なのか大型選手の欠点が出たのかはわかりません。
長所
長いウイングスパンと体から離れた所で取れる手
競り合いに強くボールの落ちてくる場所に入れる
DBのタックルを切るパワー
短所
加速力不足
カットを切る前のステップにバリエーションが無い
ブロック時の手の使い方が下手でパワーを生かせていない
Notre DameとOregonの2試合見ました。評価が難しいです。
レッドゾーンでハイボールの競り合いに強いのは疑いないのですが、DBからフリーになる動きは厳しいです、クイックネスを感じません。90度のカットからの加速で横に振り切るのは無理でしょうけれど、縦に走りながら30度くらいの方向転換をしたらDBはカバーに困るでしょう。フェード専門機で終わるのか、スラントに入れるのか、(難しいと思いますけど)フック系で捕った後にDB切って進めるのか。T.OやAlshon Jefferyになるのか、Hank BaskettやRiley Cooperのようになるのか、正直プレシーズンでNFLレベルのマッチアップを見るまで分かりません。
Nelson Agholorトレードは無いでしょう、キャップが全くない状況ではありませんし即戦力かは微妙だと思います。