CB成績です
G GS Tac Sck Int FF PD 契約
Sheldon Brown 16 16 57 1 4 1 27 2012
Lito Sheppard 10 10 32 1 3 1 9 2011
Roderick Hood 16 6 34 0 3 0 15 RFA
Donald Strickland 3 0 12 0 0 0 0 2006
Matt Ware 16 0 7 0 0 0 0 2007
Dexter Wynn 10 0 2 0 0 0 0 2007
RCBを担当するBrownはCBブリッツの名手でオープンスペースでのタックルも非常に上手い何でも出来るCBです、若干ストレートスピードに欠ける事とサイズが無い為に高いボールに弱さを見せます。今シーズンはパスカバー能力がかなり向上しましたが、パスラッシュ不足で落ち着いて投げられてしまった為にrロングパスを貰う場面も多々有りました。
2004シーズンオールプロに選ばれたSheppardは今シーズンもINTを狙えるプレイメーカーぶりを発揮しましたが、レシーバーとQBの間に入ろうとする意識が強すぎたのか簡単にロングパスを許してしまう事も有りました、今年はパスラッシュが掛からないと言う事を計算に入れて居ない不用意なプレイでした。Brownとは逆にタックルは下手ですがスピードは素晴らしいCBらしいCBです、足首の捻挫でIR入りしています。
Sheppardの代役としてニッケルバックからスターターに昇格したHoodはスターターとしても十分にプレイできる事をアピールしました。ビックプレイを狙いすぎるSheppardよりも安定したディフェンスを見せていたようにも見えます、KRも兼任するスピードは元々持っていたので技術と経験が付いて来たという事でしょう。RFAで最低でも1年契約はするでしょう、他チームからの引き抜きが有るかもしれない選手になりましたが、余程の高額で無い限りマッチして引きとめるはずです。KRとしては平均的なレベルです、終盤良い動きを見せたRBのBruce Perryが来年はKRでしょう。
膝の怪我でINDを解雇され、Sheppardの怪我で契約したStricklandですが、期待以上の働きをしてくれました。3人目のCBとして登場して入る時にはBrownがスロットにStricklandが右CBに入っていました、Brownよりもスピードが有ると言う事でしょうしカバー能力を信頼されていたものと推測します。来シーズンはHoodと共にレベルの高いニッケル・ダイムバック陣を形成してくれそうです。
チームで唯一6フィートを越える大型CBのWareですが、今シーズンも期待を裏切りました。縦には速いのですが、横に動けない為にカットに付いていけません、TE相手に簡単に振り切られる場面も目立ちましたしCBとしては限界が有るように見えます。CB陣に厚みが増す事も有り、カレッジ時代経験の有るSに戻す可能性が有るようですが、横への動きが悪いWareに務まるかは疑問です。個人的にはDBで最も期待している選手だったのですが、オフシーズン頑張らないと解雇されてしまうかもしれません。
PRとして期待されたWynnですが、キャッチミスが多くシーズン途中でReno Maheにポジションを奪われました。CBとしてはサイズが無さ過ぎますし、それを補うだけの動きも見せられませんでした。Stricklandに押し出される形で解雇されると考えます。
リーグベストのDBから一気に平均レベルのパスディフェンスに転落したユニットです。原因はパスラッシュ不足に有るのでDBに責任を押し付けても仕方が無いのですが、高さに弱い弱点は補えませんでしたしスピードで振り切られる場面も有りました。つまり、パスラッシュの力を借りなければどんなに優秀なDBを集めてもパスディフェンスは出来ない事を証明した1年になってしまいました。スターター経験の有る4人の中堅CBを持っていますしデプスは非常に厚いです、長身のレシーバーに対抗できるCBは必要ですがWareの成長を待つ事になるのでしょう。