2021/6/16

工夫なき利便性  指導現場にて

代ゼミの南平寮で生活していた浪人時代、同じ単語集『試験にでる英単語』を使っている友人たちと、食堂で毎晩、範囲を決めて英単語を出し合いました。負けると自販機のカップドリンク(一杯60円)を奢ることになっていたので、みんな必死になって覚えました(笑)。そんなゲーム的な感覚でも、当時覚えた英単語は今の私の英語力の大きな部分を占める一生の財産となっています。

英語の指導現場にいると「英単語が覚えられません」という生徒たちに多く出会いますが、これは「覚えられない」ではなく「覚えられる工夫をしていない」だけです。私の高校時代と違って今はほぼ全ての高校で、英単語集が早くに学校から与えられます。通学時間に覚える、クラスや部活の友達と範囲を決めて問題を出し合うなど工夫すればいくらでも効果的な暗記法はあるのに・・・。


私の高校時代は大学合格のためにどの英単語集をやるべきか、エール出版の『合格作戦』を読まなければなりませんでした。

電子辞書は存在せず紙辞書だけ。

教科書傍用のまとまった予習ノートも存在しない。

オープンキャンパスなんていう言葉自体がない。

インターネットもなかったから入手できる情報は圧倒的に少ない。

現代の高校生たちは、すべてが与えられ、利便性が増してしまったからこそ、自ら考え工夫しなくなっているかのように思えてしまいます。
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