2021/6/23

母語ができてこそ  指導現場にて

英語指導者の中でにわかに話題になっているのが、東北大学が今月初めに発表した「令和3年度 東北大学一般選抜個別学力試験 出題意図」です。教科別に「出題意図」「講評」「解答」が公表されていますが、最後に「志願者へのメッセージ」も載せられています。

その英語の「志願者へのメッセージ」が共感を呼んでいます。
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まとめれば、以下の4点に集約できるでしょう。

@文章を正確に読み、自分の考えを論理的に表現できるか。
Aことばを大切にする読み方、書き方ができるか。
B読み手の側に立って、丁寧に書いているか。
C母語であれ、外国語であれ、@〜Bが注意できているか。

英語の指導現場に18年間携わっていて気付かされるのは、英語が伸びない生徒の特徴として、例外なく母語である日本語の運用能力が相対的に低いという点です。会話をしていても、最後まで文章を言い切らず、相手が自分の意図を汲んでくれることに依存している傾向が強く、結論が後回しになってしまい、結局何を言いたいのか分からない場合が多いのが気になります。

母語である日本語でできないことは、英語でできるわけがありません。だからこそ、今後は現代文の読み方や小論文の書き方についても指導の幅を広げていこうと模索しています。


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