2021/9/15

学びの喜び  閑話

ランニングの先輩としていつも的確なアドバイスを下さる岡山県在住の医師の方が、昨日の山陽新聞朝刊のコラム「滴一滴」を紹介されていました。(山陽新聞HPでも読むことができます。)
英語のイロハを学び、一歩ずつで…

英語のイロハを学び、一歩ずつですが前に進みつつあります―。「自主夜間中学校」に通い始めたという岡山市の69歳女性がかつて本紙ちまた面に投稿していた。簡単な英語が読めず、職場で恥をかいたことを打ち明けていた▼1年後。また投稿が載った。英検5級に合格した、うれしい報告である。仕事を退き、やり残したことを考えた。出した結論は学ぶこと。それが大きな喜びになっていることに共感する人は少なくなかろう▼岡山市での自主夜間中学校が5年目を迎え、登録する生徒は250人に上ったとの記事を今夏読んだ。一方で、開催は土曜の3時間だけで、ボランティアの教師らによる手弁当での運営は限界がある、とも▼岡山県内にまだない公立の夜間中学について、岡山市が2025年度までの設置に向けて準備すると先に明らかにした。一足早く来春、香川県で初めて三豊市教育委員会が設ける夜間中学は、不登校の中学生を受け入れる全国初の試みでもあるそうだ▼何事にも時機というものがある、と冒頭の女性は記していた。それがいつなのかを決めるのも自分自身、と▼江戸時代の儒学者佐藤一斎の言葉が浮かぶ。「少にして学べば、則(すなわ)ち壮にして為(な)すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず」。少も壮も老も、学びの喜びを。

「TOEICで730点以上を取る」と言いながら、時間はたくさんあるのに中途半端にしか勉強していない学生。その一方で、仕事に追われながらもTOEIC990点満点を取得し、人生のチャンスを広げていく社会人。

この例から分かることは、学ぶチャンスは誰にでもあり、その学びの結果は、学べる時間の多寡ではないということ。いかに本気になり、どれだけ学びから喜びを得ようとしているかの違いです。因みに、上に出てきた学生と社会人。両方とも私です(笑)。

「少にして学べば、則(すなわ)ち壮にして為(な)すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず」

学生時代になぜ勉強しなければならないのか。その意義は大人になれば分かる。大人になってからも学びを続ければ、いつまでも若くいられる。老いてからでも学び続ければ、あちらの世に行っても、自分の名前が朽ちることはない。

さあ、今日も学びを積み重ねよう。
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