2021/11/30

ゴヒャクダラーズから第一志望へ  閑話

今日で11月が終わり、いよいよ今年も残すところ1ヶ月。毎年この時期になると、大学出願のため高校に依頼してあった書類を取りに行った浪人の冬を思い出します。

高1の時は英語の教科担任で高2からはクラス担任だったS先生から書類を受け取りながら、傾いた日が差し込む英語研究室で話した光景が蘇ります。

「福澤。今年は大丈夫だろ。頑張って来い」

その一言だけで十分でした。思い返せば、高1の時、学年中の英語成績不振者が集められた放課後の補習。その時、S先生が「福澤、この英文を読んでみろ」と私を指しました。英文中の“$500”を“ゴヒャク ダラーズ”と読んでしまい、英語が出来ない連中が集まっている補習クラスの中で笑い者に・・・。可愛くて憧れていたテニス部の女の子にも笑われる始末。自信を失くし、以来、授業で当てられた時に尋常じゃない汗をかくようになってしまいました。

高3の時の三者面談で早稲田が第一志望と伝えると、「考え直した方がいい」と否定されました。悔しかったけど、その悔しさをやる気と本気に変える意志の強さはなく、先生の予想を覆すことはできず、受験した大学全てに全落ちしました。

でも、浪人してから全国模試で成績優秀者として名前が載る様になっていた私の本気度を、先生は素直に認めて褒めてくれました。あの鈍色の陽の光によって明るくされていた英語研究室での短い時間が、浪人時代の私の大切な一コマとして思い出に残っているのは、高校3年間を共に過ごした後でも、生徒を気にかけ、励ましてくれる先生がそこにいたからです。
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大学入学共通テストまで50日を切り、大学受験生たちはピリピリしてくる時でもあります。落ちつかず居た堪れない日々の中でも、後から振り返ってみると、何気ないその一瞬が忘れらない思い出となって、その後の自分を後押ししてくれるはずです。


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