2008/2/2

「壁を越える」ということ  指導現場にて

前々から気になっていた本に、西谷昇二著『壁を越える技術』があります。一昨日、地元の書店に並んでいるのを見つけ、早速購入しましたが、西谷先生の発する言葉の力に魅了され、一日で読了しました。
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私は18年前に、代々木ゼミナールで浪人時代を送りましたが、西谷先生はその時から人気・実力ともにトップに君臨し続ける英語講師です。

私は硬派な浪人生だったため、その容姿からミーハー的な感じがする先生の講義を受け入れることができませんでした。しかし、時が経て、書店で久しぶりに先生の名前を目にしたときは、なぜか無視することができませんでした。

本著を読んで、西谷先生の人間的魅力や器の大きさに、ただただ圧倒されるばかりでした。

そして、ひとつの収穫がありました。それは、その経験値は違えど、同じく大学受験生に英語を教えるものとして、私の指導法や考え方は間違ったものではなく、西谷先生に限りなく近いと確信できたのです。

私は、先月のエントリで、「大学受験を通じて、彼らがその後の厳しい社会を生き抜いていく力を養っていく。これが、私の仕事です。」と述べましたが、西谷先生も、大学受験という“壁”を乗り切ることで、その後の人生に幾多もある壁を乗り切る術を習得できると言われています。

自分の人生における負の部分を認め、その時々の問題に集中していく。この積み重ねによって人生が充実したものとなる。これが、西谷先生のメッセージだと思います。

大学受験生のみならず、人生に何らかの壁を感じている大人にこそ読んでもらいたい一冊です。



2008/2/8  11:53

投稿者:管理人

☆千葉の受験生さん☆
コメントありがとうございます。

銀行を辞める際、「英語で生きていこう」と決意しましたが、「具体的に英語で何をしたいのか?」と自問すると、当時の私は明確な答えを見つけることができませんでした。つまり、英語講師になろうという明確な考えはなかったのです。

銀行を辞める時点で英検準1級・TOEIC800点を取得してはいましたが、自分の英語力にはまだ確信が持てず、人に英語を教えていこうなどと思えるほどの実力ではなかったのです。英検準1級・TOEIC800点などは、今の私に言わせると英語が“出来るような気がする”程度のもの。たいしたものではないのです。

そのため、アメリカ留学は英語力を磨くのはもちろんのこと、様々な経験をして自分が英語を使って本当にやりたいことを探す目的もありました。

周囲から見ると、「英語講師=英語の指導」という等式で見られてしまいます。しかし、私の中では「英語講師>英語の指導」という不等式が成立しています。

生徒に進んで勉強をしてもらうようにモチベーションを持たせるのが私たち指導者の究極の目標です。英語力があり教えるのが上手な講師にいくら教わっても、生徒の自助努力が伴わなければ、学力はつきません。

教えることはやる気を持たせるほんの一つの手段に過ぎないのです。生徒との信頼関係を築き、「この先生を信じてついていこう!」と思ってもらうには、英語力はもちろんのこと、人間的魅力が問われるのです。そのために、様々な経験をしておくのは一人間として、英語の勉強以上に大切なことなのです。

大人の仕事に対する考え方や責任感は、高校生や受験生の皆さんが思っている以上に大きなものです。そこまで考えて、社会における自分の付加価値を高め、仕事に責任を持つことで、給料を稼ぎ、人生を送ることができているのです。

アメリカ留学が時間とお金の無駄? とんでもない。むしろ、アメリカに留学していなければ今の私は考えられません。許されるのであれば、もう少しアメリカにいたかったと考えるほどです。

2008/2/8  1:45

投稿者:千葉の受験生

福沢さんは、英語ができ、銀行辞めてまでアメリカまで行って勉強してきて塾の講師をやられてますけど、塾の講師になるのなら銀行辞めてからそうすればよかったんじゃないですか?銀行辞めてまでアメリカに行って学んだことは、時間とお金の無駄ではないですか?

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