29日(土)は
ビニールハウスの
ビニール掛けを行った。朝、
親父から
「ハウスのビニール掛けをやんぞ」声が掛かり、
朝食を済ませてから行動に移した。
風がなく
快晴の絶好のビニール掛け日和であった。、この日を逃すと、親父と一緒にやれる
休日はないと思っていた。これだけは
一人での作業は困難であり、筆者が
休みの時にやらざるを得ないのだが、
雨が降ったり
風が強かったりでは作業はできない。
ここ
会津盆地では、
水稲育苗ハウスに関しては使用してない期間のビニールは外しておくのが一般的。年中ビニールを被覆したままにしておけば
劣化が進み、さらに
冬の間被覆したままでは
除雪作業をしなければならない。
ビニール掛け、ビニール剥がし作業は厄介だと常々思っているが、止むを得ないところか。
親父は昨年来ずっと
足が痛い状態が続いている。それでも
我慢して作業をこなしている。しかもハウスに登る
身軽さには驚くばかり。間もなく
82歳になるとは誰も想像がつかない。
写真を何枚か撮影しておいったので、ビニール掛けの
作業工程をご覧頂きたい。

ビニールを被覆する前の状態。

しまって置いたビニールを広げ乾燥させる。湿っていて広げるのにも一苦労。濡れたままでは、被覆するときに困難をきたす。

まずは「腰巻き」のから始まる。

側面のビニールの取り付けはパッカーだけでは不十分なので「ビニペット(登録商品名)」を使う。

側面の取り付けが完了。

風はなかったが、ビニールの裏面が湿っていて重く、全体を被覆するのには苦労を要した。ハウスに登ってビニールを引っ張る親父。足が痛いのを我慢。

ビニールを送るための棒。ビニールを傷つけないために先端に
軍手(滑り止めのゴム製がよい)をはめた。親父のアイデア。

ビニールの中央にはラインが付いているので、トップのパイプに合わせると左右のバランスがとれる。

一苦労するマイカー線の取り付け。ベルトにマイカー線を縛って反対側に投げる。カウボーイになった気分?

交差しないように順序良く取り付けていく。

反対側に投げられたベルト。今度はベルトを外し、マイカー線を引っ張りながらきつく縛りつける。

ほぼ完成。

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