中学校の同級会が、
2年ぶりに
8月16日(土)、
会津若松市の
「ワシントンホテル」で開催された。
14年前から
夏季オリンピック開催の年に合わせて
同級会を開催してきたが、
エンピロが
前回の同級会の席で
「今まで4年ごとに同級会を開催していたが、先生も含め4年先を待つのは長い。次回からは冬季オリンピックの年にも同級会を開催してはいかがだろうか」と
緊急動議を発し、満場一致で
承認されたことは記憶に新しい。今まで
2学年下のクラスと
恩師が重なるために日程の調整をしてきたが、今回はその必要はない。
実行委員は
打ち合わせと
会場準備があるので、
午後4時30分集合となる。ホテルの
送迎バスの利用を予定していた
メイの家さんを乗せて
自家用車で会場に向かった。
エンピロは今年も
司会進行を担当することになっている。、久しぶりの対面となる同級生が続々と駆けつけてきた。きょうの参加者は
卒業生26人プラス
恩師2名の
計28人。同級生は昨年より
10人少ないが、
プレ同級会の意味合いもあるので、止むを得ないだろう。
2年後が
本番と考えれば仕方があるまい。
お盆で
土曜日ということもあり、開始を昨年より
30分早めた。
午後5時30分に写真室に移動して
「集合写真」の撮影。今年は男性のカメラマンであった。仕事の都合で遅れて来た
HMさんが駆け付け、
撮り直しとなったが、全員揃って撮影できたことに安堵のため息が漏れた。
エンピロと恩師である
S先生はカメラマンに頼んで、自分の
デジカメで撮影してもらった。
実行委員長が
写真の即日配布を依頼したということで、同級会が終わるまでに写真が手渡された。写真を送る
手間と送料を考慮したとのことだが、
会計報告書を出席した同級生に送らなければならないので、大して
省略にはならない気もする。しかも
当日配布となると、
2次会の会場あたりに
忘れてくる可能性もないわけではない。自慢ではないが、
エンピロがその最有力候補にあがる。
会場に戻って
セレモニーが始まる。この日の
MC(Master of Ceremonyの略:司会進行)は
エンピロ。この方
27年ぐらい
司会を任されているので、何ら重圧や緊張が掛かるわけではない。開会に先だち、亡くなられた
同級生2名(男1名女1名)に25秒間
黙祷を捧げた。実行委員の
SSさんの
開会の言葉に続いて、今回の
実行委員長である
WHさんが、
代表挨拶をした。次に
新企画の
「校歌斉唱」である。これは
エンピロが前もって実行委員長に
要望して実現したもの。
WHさんが
教育委員会から
歌詞を調達してきて、
同級会次第に歌詞を添付した。実行委員の
MKさんのリードで、同級生は母校の校歌を感慨深く歌っていた。
ルビを付けないと読みにくい字もあるが、お愛嬌か。
引き続き、
来賓である
恩師2名から挨拶を頂く。今回は前回出席された学年主任の
KS先生は90歳と高齢のため
欠席。始めに
3年2組担任の
KI先生が挨拶をした。
喜寿を迎えられるとのこと。本人も
「白髪を除けば、みなさんと変わらないくらい若いつもりでいる」と話されていたが、実に若々しい。次に
3年1組担任の
SK先生から挨拶を頂いた。先生は
県北地方にお住まいであるが、
「放射能汚染にどう向き合っていくか」と
問題提起され自分で作成した
資料を準備してきてくれた。
東日本大震災・福島原発事故以来3年半経過したが、
放射性物質測定器(シンチレーター)を購入し、
データをとってきたという。
「わが子や家族、自分が人間らしく生き、命を守り希望ある社会に一人ひとりの有りようを考える機会としたい」と熱弁をふるって頂いた。
続いて
花束贈呈が行われ、代表して女性の
FHさんと
SK(OK)さんが花束を手渡した。せっかくの機会なので、4人が並んだところを
写真を撮らせて頂いた。いよいよ乾杯に入が、
乾杯の音頭は
HMさんで、
次回の実行委員長に内定している。元気よく
「乾杯!」と発声して宴会に入った。
エンピロは役割を無事に終え司会席を離れさせて頂いたが、時計は
午後6時15分を指していた。同級会が終わってから気付いたのだが、恩師からの
ご祝儀の披露を忘れてしまった(おぃおぃ)。
久しぶりに顔を合わせる人が多く歓談が続いた。
出席者名簿を見て気付いたのだが、
県外からの出席者はわずか
3人なのだ。大半は
地元に住んでいる人になるわけで、今更ながら地元に居を構えている同級生の多さに驚いた次第である。

同級会を前に入念な打ち合わせをする実行委員。

記念撮影の時にカメラマンにデジカメを渡し撮影して頂いた。出席予定された同級生が3人ほど会場に到着しなかったが、最終的には全員集合となった。

挨拶するWH実行委員長。

初の試みの校歌斉唱で、リードするMKさん。

久しぶりに校歌を歌い、感慨深く笑顔が見えた。

喜寿を迎えられたが、相変わらず品があり若々しいKI先生。

「放射能汚染にどう向き合っていくか」と熱弁をふるわれたSK先生。

花束贈呈を担当したSK(OK)さんとFHさんが先生と一緒に記念撮影。

乾杯の音頭をとったHMさん。次期委員長に内定している。

ようやく喉を潤すことができた。

回転テーブルに料理が運ばれるが、同級会は歓談が忙しく食べる人が少ない。

刺身盛り合わせ。

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