恒例の
「クリーン作戦(道路一斉清掃)」が
6月7日(日)午前6時から行なわれた。これは
自治体からの要請で
「環境月間」にあわせて実施しているもので、県道、市町村道及び側溝の
空き缶・
空き瓶・
ゴミなどを拾い、一箇所に集め
分別処理をする。
当地区は東組、中組、西組の3組に分かれている。今年は
東組と
西組がビンや空き缶、
ゴミ拾いを担当し、
エンピロが属する
中組は
公園の草刈を担当することになっている。文書にて
事前連絡を受けているので燃料満タンの
草刈機を準備した。
限界集落と呼ばれて久しい当地区は高校生以下の生徒・児童、こどもが1人もいない。子どもが多く遊んでいれば草が伸びないが、子どもがいない割には草丈が低く何か物足りない。昨年の8月以来
THさんが
小型乗用草刈機を持ってきた。
ゴーカート気分で公園の草刈をしてくれた。購入はしたものの、この他には使っていないらしい。
以前は空き缶などがいっぱい集まり
“大漁”だと苦笑いをしていたが、年々少なくなっているように思える。
ドライバーの
モラルが高まってきたのだろうか。しかしながら、車からの
「ポイ捨て」は依然として後を絶つことはない。コンビニの
レジ袋に詰めたゴミを丸ごと捨てて行く人の気が知れない。
一般常識と
道徳心がない
常軌から外れた輩と諦めるしかないものか。何とも情けない話だが、腹が立つのを通り越して呆れるばかりである。
少しでも多くの人が、朝早くから地域住民による
ボランティア活動が繰り広げられていることを認識し、少しでも
環境美化意識が高まることを願わずにはいられない。
今年の一句
「
瓶や缶の
ポイ捨てに、もっと
“ビンカン”になろう!」
過去の
「今年の一句」を並べてみた。
2014年 「ゴミの分別(
ぶんべつ:リサイクル)よりも人間の分別(
ふんべつ:良し悪しの判断)が先」
2013年 「地域の連帯は
ゴミュニケーションと
ノミュニケーションから」
2012年 「運動会は
宝拾い クリーン作戦は
田から拾い」
2011年 「公園の草は
伸び放題 エンピロは毎晩
飲み放題」
2010年 「塵(ちり)も積もれば
邪魔となる」
2009年 「投げたら
あ缶!」

区長の挨拶の後、それぞれの作業に入る。

小型乗用草刈機で作業をするTHさん。

フェンス際は草が伸びている。

ゴルフ場のフェアウェーのようになった公園。

草刈を終えて談笑するメンバー。

公園内に咲いている
「オオキンゲイギク」。
特定外来種なので草刈機ですべて刈り取った。特定外来種は庭に持ち来んで栽培することはできない。

集めたゴミを燃えるゴミと燃えないゴミに分別する。

拾い集めたゴミをまとめる区役員。

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