きょうは我が職場の会議室で開催された
女性グループの
研修会に参加させて頂いた。
講師は福島市で
「波恵ダンス・カルチャーパーク」を主宰する石山波恵さん。1年前に引き続いて
2回目の講演となる。昨年の講演が
好評で、主催者の女性グループが
石山さんに
再度講演を依頼したらしい。石山さんの
プロフィールについては、
昨年の記事を参考にして欲しい。また、講演は前年度の内容と
重複するところがあるが予めご了承願いたい。
今回もお話は
スチュワーデスを目指した時の
エピソードから始まった。スチュワーデスになるための最小限の基準をクリアーするため、今で言う
メタボリック体型を克服しようと相当の
努力をしたらしい。あきらめない性格を活かし何回かトライしたが達成できず、スチュワーデスの道を
断念した。
福島に帰り、
仙台で
モダンバレエ・モダンダンスを習得し、
昭和56年に
「波恵ジャズ&エアロビクススタジオ」を創設した。その後、
ロサンゼルスや
ニューヨークにも留学し、さらなる研修を積んできて、平成3年に
「波恵ダンススタジオ」に改称した。、さらに
平成12年には今の
「波恵ダンス・カルチャーパーク」に変わった。本部スタジオには、現在
約350名の生徒がいるという。
ジャズダンス、ストリートダンス、タップダンス、フラダンスなどの講座を
開講しているのだが、一方で今回のように講師として講演もを行っている。その
バイタリティーとはち切れんばかりの
若さには驚きを禁じ得ない。
きょうは
「健康講和とリフレッシュ体操」という演題で講演を頂いたが、昨年同様、自分のエピソードを交え
ユーモアたっぷりの講義で会場は
笑いに溢れた。特に今年初めて講義を聞いた参加者は、
聴衆をひきつける見事なまでの話術に感動したはずだ。普段から話術のモトとなる
情報収集を怠らない成果と言ってよい。つまり
外部から得たネタを自分のものとしてうまく活用することが重要なのである。講演などでは
著名人の
名言等を引用すると、聞き手にとって講演の内容がより
印象あるものになる場合が多い。
今年もバランスの良い食べ物の
「オサカナスキヤネ」が登場した。頭文字をとったもので、
お茶、魚、海藻、納豆、酢、キノコ、野菜、ネギである。昨年参加した人はいくつか記憶に残っていたはずだ。さらに昨年同様
「stress(ストレス)」を溜めない方法についての話題が続いた。これも頭文字で、
s:スポーツ(運動)、t:トラベル(旅行)、r:レクリエーション(娯楽)、e:イート(食事)、s:スリープ(睡眠)、s:スマイル(笑い)だそうである。どれを見ても重要なものばかりである。
人間には生まれながらにして
108の
煩悩が備わっているのだという。
「どうして108だか分かりますか?」と話しながら、黒板に
「4×9(四苦)=36」「8×9(八苦)=72」「36(四苦)+72(八苦)=108」となるという。つまり人間は
四苦八苦しながら生きていかなければならないからだという。会場からは
「うぉぉぉー」と声が広がった。また、人の
悩みを解決したり
ストレスを解消するものとして
「3つのT」があるのだという。
「Talk(話・おしゃべり)」「Tear(涙・泣く)」「Time(時)」である。これについては解説の必要はないだろう。
後半の部では、参加者は
タオルを用意して
リフレッシュ体操にトライした。いつも同じ力を保持するためにタオルを使うのだという。タオルがピンと張った状態と緩んだ状態を実感できるかららしい。グー、チョキ、パーを左右の手で交互に出す
反射神経運動には神経と体が付いていかなかった。機能の衰えぶりを痛感するばかりである。また、昨年と同じく
氷川きよしの
「きよしのズンドコ節」の曲に合わせた
3分40秒体操なを楽しんだ。この曲を聞くと、年輩の女性たちが踊る
スポーツ民踊を思い出してしまう。
ユーモアたっぷりに講演する石山波恵さん
左右の手を交互に動かす運動は思ったように行かず悪戦苦闘が続く。反射神経の衰えを痛感。
タオルを使ったリフレッシュ体操を楽しむ参加者。職員も応援参加。

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