先日ブログ仲間の
MACHAさんの記事で、
「ブログで参加!麻雀川柳キャンペーン」なるものを発見。
麻雀川柳を応募するというものだ。筆者も言わずと知れた
麻雀世代人間で、学生時代は3度の飯より好きなくらいだった。
社会人になってからも、
独身時代はそれなりに麻雀を楽しんだが、
結婚後は、メンツ確保も難しく、年に数回やるだけになってしまった。
筆者は自他共に認める
ギャグ好きであるが、今までも麻雀に因んだいろんな
ギャグネタを創作してきた。例をあげれば
「♪シンデレラハネマン(シンデレラハネムーン)」や
「♪一通のペン三ピン(日通のペリカン便)」など
オリジナル作品は多い。ただ、
川柳となると、ほとんど経験がない。ましてや
懸賞応募ともなれば、普段から川柳に親しみ腕に自信のある方が多いはずだ。だが、麻雀をやっていて、嬉しかったこと、歓喜したこと、失敗したこと、驚いたことなど
麻雀に関することであれば
何でもOKとのことで、これと言った
制限はないようである。ここは
一念発起で
挑戦してみる価値があると思えた。
数ある
エピソードの中で、1番印象に残っているものと言えば、何と言っても
ダキさんの親の
四暗刻単騎上がりだろう。それは今から
10年ほど前になる。福島市から
会津に仕事で
出向していた
Y二郎さんを囲んでの
送別麻雀となった。迎え撃つは、
ダキさん、
イワンコロフさんと
エンピロの3人。Y二郎さんは大学の1年
先輩で、我々3人は
同級生。
半荘2回目だったろうか、
ダキさんが
親番の時、始まるや否やダキさんから
「はいアタリ!」の声が掛かる。牌を倒すと、何と
四暗刻単騎ではないか。
アタリ牌は
Y二郎さんが捨てた
四巡目の
「北」である。対面の
エンピロは
3巡目に
「北」を捨てたばかりだ。いわゆる
山越しというやつなのだが、
交通事故もいいところだろう。Y二郎さんの
ショックも相当なものだったが、上がった本人も含め全員驚きで静まり返った。親の
ダブル役満なので、
96,000点である。
「ぶっ飛びルール(箱テンになった時点でゲームオーバー)」が適用され、この半荘は
終了した。
ダキさんの
解説によれば、配牌の段階で出来合いの
2暗刻があり、4回のツモのうち
2つが有効牌で、あっという間に
テンパイしてしまったという。
「こんなに早くテンパイして悪いね。振った人は可哀想だけど、振るのどなた?」などと思っていた矢先に、
下家の
Y二郎さんからすぐにアタリ牌の
「北」が出たのだという。
折しも、日本では
韓国映画ブームに沸いていた。
「冬のソナタ」で一躍
韓流スターのトップに押し上がった
ヨン様こと
「ペ・ヨンジュン」に主婦らの熱い声援が集まっていた。ダキさんが
役満・四暗刻(ヨンあんこう?)をテンパイし上がったのは、
四巡目の北である。偶然とは言え、まさしく
「北四巡(ペヨンジュン)」なのだ。
ペ・ヨンジュンが相当麻雀好きな俳優なのだろうと思ったのは言うまでもない。
親の役満をテンパイした時の
ダキさんの心境を
川柳にしてみた。
「四暗刻 振るのどなたか 北四巡」
これは紛れもない実際に起きた話であり、今も
語り草になっているが、これからも延々と語り継がれていくことだろう。
きょう
敗血症で入院していた
ペ・ヨンジュンが
退院したという明るいニュースが流れていた。こちらは麻雀がやりたくてもメンツが揃わず
「牌欠症」の日々を送っている。
麻雀MONDO21

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