🌸 フランス映画祭2017 開催中! 🌸
関西では6月24日(土)に『フランス映画祭 in 関西』(大阪&京都) が開幕していますが、京都での上映がいよいよ7月8日(土)から京都シネマで開始します。(*後半で東京・渋谷の『Bunkamura ル・シネマ』で開催されている『アラン・ドロンに魅せられて』の情報も掲載)
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《京都》(会場:京都シネマ)
上映期間・7月8日(土)〜7月14日(金)
7/8(土)【 ポリーナ、私を踊る 】《Polina, danser sa vie》('16)
(監督:ヴァレリー・ミュラー & アンジュラン・プレルジョカージュ)
7/9(日)【 肉体の学校 】(35mm)《L'ecole de la chair》('98)
(監督:ブノワ・ジャコー)
7/10(月)【 素顔のルル 】《Lulu femme nue》('13)
(監督:ソルヴェイグ・アンスパック)
7/11(火)【 落穂拾い 】(35mm)《Les Glaneurs et La Glaneuse》('00)
(監督:アニエス・ヴァルダ)
7/12(水)【 パリ18区、夜 】(35mm)《J'ai pas sommeil》('94)
(監督:クレール・ドニ)
7/13(木)【 暗くなるまでこの恋を 】《La Sirène du Mississipi》('69)
(監督:フランソワ・トリュフォー)
7/14(金)【 チェイサー 】《Mort d'un pourri》('78)
(監督:ジョルジュ・ロートネル)
*何れも19:40からのスタートです。只、7/8の「ポリーナ、私を踊る」と、7/10の「素顔のルル」以外は本編からのスタートになります。
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● 個々の作品に関する詳しい情報は以下を参照して下さい。↓
【
http://gold.ap.teacup.com/frontier/312.html 】
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≪2017.7.8 追記 (1)≫
今年の『フランス映画祭』で団長を務め帰国された「カトリーヌ・ドヌーヴ」さん主演=「暗くなるまでこの恋を」ですが、監督はフランス映画界を代表したヌーヴェルヴァーグ監督の一人・故「フランソワ・トリュフォー」。
トリュフォーは長編デビュー作「大人は判ってくれない」('59) や「突然炎のごとく」('61)、「華氏451」('66)「アメリカの夜」('73)「アデルの恋の物語」('75)「終電車」('80) 等々 ... で映画ファンに有名とは思いますが、此のトリュフォーが10年越しに温めて撮ったドヌーヴ団長との重要な映画〜「暗くなるまでこの恋を」は未見の方が多いかも知れない。
トリュフォーがもう一人の主演「ジャン=ポール・ベルモンド」を起用した唯一の作品でもありますが、トリュフォーはアクション映画を撮らないので有名で、アクション・スターであったベルモンドがトリュフォー作品に出ているのは大変に珍しく、又トリュフォー自身にとっても特別なキャスティングを意味しているのだナ。
トリュフォー作品で ↓ の様なドヌーヴ団長&ベルモンドの暖炉を前にした長台詞も『フランス映画ならでは』の様ですが、トリュフォー ✖ ベルモンドと考えると希少価値が有る処に意味が有った訳です。
ドヌーヴ団長は本作と「終電車」(『第53回・アカデミー外国語映画賞』ノミネート、『第6回・セザール賞』作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞、撮影賞、録音賞、編集賞、美術賞、音楽賞の主要10部門を受賞) の主演で大分目立っているので、トリュフォー映画で常連の様ですが、実際は此の二作のみの主演となっています。
ドヌーヴ団長とトリュフォーの出会いを描いた「暗くなるまでこの恋を」は半ばプライベート方向の私小説的な作品で、其の11年後に撮りトリュフォー監督作で最大の評価+ヒットと成った「終電車」で全てが結実したと考えるとイイかも知れませんので、(もしかしたら)未見の方は二本セットで観てもイイかも。
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PS:此の続きは本日中にUP予定です。
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≪2017.7.8 追記 (2)≫
映画祭連動の企画で、俳優生活60周年記念としてフランスを代表する大名優「アラン・ドロン」の出演作6本を集めた特集『アラン・ドロンに魅せられて』が東京・渋谷の『Bunkamura ル・シネマ』で開催されていますが、此方もいよいよラストスパート!7月14日(金)までとなりました。
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7/9(日)
10:30【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
13:20【 太陽が知っている 】《La piscine》('69)
16:20【 リスボン特急 】《Un flic》('72)
18:40【 山猫 】(4K・修復版)《Il gattopardo》《Le Guépard》('63)
7/10(月)
10:20【 太陽が知っている 】《La piscine》('69)
13:20【 スワンの恋 】《Un amour de Swann》('83)
16:20【 地下室のメロディー 】《Mélodie en sous-sol》('63)
19:15【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
7/11(火)
10:30【 地下室のメロディー 】《Mélodie en sous-sol》('63)
13:15【 山猫 】(4K・修復版)《Il gattopardo》《Le Guépard》('63)
16:50【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
19:40【 スワンの恋 】《Un amour de Swann》('83)
7/12(水)
10:20【 山猫 】(4K・修復版)《Il gattopardo》《Le Guépard》('63)
13:55【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
16:45【 リスボン特急 】《Un flic》('72)
19:20【 太陽が知っている 】《La piscine》('69)
7/13(木)
10:30【 リスボン特急 】《Un flic》('72)
12:50【 山猫 】(4K・修復版)《Il gattopardo》《Le Guépard》('63)
16:45【 スワンの恋 】《Un amour de Swann》('83)
19:15【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
7/14(金)
10:30【 冒険者たち 】《Les Aventuriers》('67)
13:20【 リスボン特急 】《Un flic》('72)
15:40【 山猫 】(4K・修復版)《Il gattopardo》《Le Guépard》('63)
19:35【 地下室のメロディー 】《Mélodie en sous-sol》('63)
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PS:此の続きは近日中にUP予定です。
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≪2017.7.10 追記≫
↑ の「リスボン特急」はフランスとイタリアの合作で、アラン・ドロンとドヌーヴ団長の共演作なんですが、脚本&監督は本作が遺作となった「ジャン=ピエール・メルヴィル」。
本作は何といっても青みがかった乾いた画が印象的で、フレンチ・フィルムノワールの中でも評価の高い前作の「仁義」('70) 等と同じく『ワインの様に?』雰囲気を味わいながら楽しむのが正解なのだろうが、メルヴィル監督作は全て脚本も熟しているので(*「仁義」と「リスボン特急」はオリジナル脚本)、達観した脚本作りも相俟って独自色が強い。↓
◈ ↑ 同じくドロン✖メルヴィル監督コンビによる「仁義」。・・・とはいっても日本のヤクザは一切登場しない。原題は「Le Cercle Rouge」で『赤い輪』という意味。(*注・「仁義」は上映作品ではありません)
「仁義」の原題『Le Cercle Rouge』は映画の冒頭に出て来る「ラーマ・クリシュナ」が聞いたとされる『仏陀の言葉』に由来していて・・・
賢者「シッダールタ」、又の名を「仏陀」は、ひとくれの赤い粘土を手に取り、それで輪を描いてこう言った。
『人は、それと知らずに必ずめぐり会う。たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも、必ずや《赤い輪》の中で結び合う』と。
<ラーマ・クリシュナ>
・・・という字幕の文句から始まっている。
要するに《人は其々で人生を送っている様で、『赤い輪』内の因縁で結ばれている》・・・という三教を含む東洋哲学の世界観をも意味していて、其れは半ば「リスボン特急」にも共通したテーマが見え隠れしていますので、(此れはあくまで憶測ですが)メルヴィル監督は最期 ⇒ ラスト・2本になって東洋的な価値観で『連続的な作り』をしたいと考え、集大成として締めたのかも知れませんね。・・・恐らく『最期』の意識というのは無意識からの処があったと思います。
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「仁義」の際に劇伴は当初フランス映画音楽界の巨匠「ミシェル・ルグラン」が担当していましたが、メルヴィルは出来上がって来た曲が気に入らず、締め切り三週間前になって結局ルグランの曲はボツにし、「影の軍隊」('69) でも一緒に仕事をしていた「エリック・ド・マルサン」に担当を代えてしまった位に、音楽に対して非常ーーーに拘りが強い監督なのですが、先に挙げた「リスボン特急」の劇伴担当=「ミシェル・コロンビエ」による音楽も世界観は徹底しています。
只、コロンビエ氏は後にハリウッド映画「ホワイトナイツ/白夜」('85) やスピルバーグ制作のコメディ「マネーピット」('86)、エディ・マーフィ主演のファンタジー「ゴールデン・チャイルド」('86) と、全く方向の違った作品を多く手掛けていて、職人的に大分合わせるのが巧い作曲家の様ですが。
(この続きは本日中にUPします)
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それから・・・
本作にはハリウッドから俳優「リチャード・クレンナ」が招かれていて、クレンナ氏と云えば「ロバート・ワイズ」監督の大作「砲艦サンパブロ」('66) や「オードリー・ヘプバーン」主演の「暗くなるまで待って」('67)、ルーカスが制作した「白いドレスの女」('81)、(大分趣を変えた)スタローン脚本&主演の戦争アクション「ランボー」シリーズ('82〜) の助演で日本で今も有名だと思いますが・・・
・・・ソウソウ、超々〜マニアックな処で「ピーター・ウェラー」主演の海洋・SFホラー「リバイアサン」('89) にも出ていましたので、今考えるとホント・多彩な作品に登場する名バイプレーヤーでした。
「リバイアサン」は「エイリアン2」('86)「ジュラシック・パーク」('93) の「スタン・ウィンストン」とILMが特撮を担当し、「ブレードランナー」('82) の「デヴィッド・ピープルズ」がオリジナル脚本を書いた作品なんですが、『B級趣向の大作映画』という体(てい)で公開され、其れなりに(?)楽しめました・・・が、大コケ&批評も散々だったと記憶しています。(コ〜ユ〜B級・SFホラーと考えればソンナに悪くないのにネ(− −))。
「ホット・ショット2」('93) で「ランボー」シリーズで自ら演じたトラウトマン大佐のパロディを遣った際は『ウ〜〜〜〜ン???』と思ったモンですが、長いキャリアで大体はA〜B級映画の良作に出演していましたので。
フランス映画の「リスボン特急」でもイイ役を射止めてますが、「ランボー」だってクレンナが出てたから(映画として)際の微妙に上手く行っている処が大きいのだろうナ。
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PS:此の続きは明日11日(火)に追記でUP予定です。
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≪2017.7.11 追記≫
「山猫」の主演はハリウッドから招かれた名優「バート・ランカスター」がTOPでクレジットされているので、昨今だとアメリカ資本?と誤解されるかも知れませんが、制作自体に米は入っておらず、イタリアとフランスの合作と成っています。
イタリア映画界の大巨匠「ルキノ・ヴィスコンティ」がオリジナル脚本・監督を務め、音楽もイタリア映画音楽界の大巨匠「ニーノ・ロータ」。
『第16回・カンヌ国際映画祭』でパルム・ドールを受賞している堂々〜とした大々傑作ですが、オリジナルの上映時間が187分と長尺な為、今ではコアな映画ファンでないと殆ど触れる事も無い(?)と思われますケドも(^^;)。
拙者はというと ↓ の2003年に修復される前のバージョンを観ていまして、正直な処、気持ち的には此方の画が劣化した《古めかしい》奴に馴染みが有ります。・・・若干セピア調になってるトコもナカナカ良い感じでして(^^)。
◈ ↑ 動画1段目は「山猫」1963年・イタリア公開時の予告篇。2〜3段目は劇中の名場面。(大きいネタバレの場面が有りますので、作品を未見で今後観る予定のある方は再生しないで下さい)
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今回上映されるのは『4K・修復版』といって、ブルーレイ用にチューンナップしたバージョンなのですが、修復版は其れ以前にも「山猫」本編の撮影監督「ジュゼッペ・ロトゥンノ」監修による「40周年・完全復元版」('03) や、同じくロトゥンノ氏が監修し、「マーティン・スコセッシ」主宰の『ザ・フィルム・ファウンデーション』と『GUCCI』が共同で修復した『2010年・修復版』、・・・又他にもアメリカの会社『クライテリオン』社のブルーレイ版があったりと、修復版で大人気の作品と成っている。↓
まぁ、元々イタリアで初公開された際は今回の『4K・修復版』画質で劇場に掛った訳なのだから、此のバージョンは必見と云えるでしょう。
未見の方は今なら初見でこんな鮮やかに蘇った「山猫」が観られるのだから、羨ましい限り(− −)。
(この続きは本日中にUPします)
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前にも大分書きましたが、音楽を担当しているニーノ・ロータは(洋画では)個人的に一番好きな映画音楽の作曲家で、イタリア、フランス、イギリス、アメリカ映画の名劇伴を数多く手掛けましたが、日本でもファンは多い・・・んかなぁ???。正直な処今はよく分かりませんが(^^;)。
もしニーノ・ロータ好きな方が来ていたら、↓ の動画は堪らないでしょう。
一般的に有名なのは「フェデリコ・フェリーニ」監督の「道」(伊 '54) や「ルネ・クレマン」監督の「太陽がいっぱい」(仏・伊 '60)、「フランコ・ゼフィレッリ」監督の「ロミオとジュリエット」(英・伊 '68)、「フランシス・フォード・コッポラ」監督の「ゴッドファーザー」トリロジー (米 '72〜90) 辺りの音楽だと思います。
あまり知られていない曲も名曲ばかりですが・・・まぁ、それはそれとして、他も説明しているとキリが無いので(笑)。止めます。
何れも映画監督の大巨匠なので、ヨーロッパ〜アメリカで制作された映画の一番良い時期に、とびきり優れた音楽でサポートしたという見方は多くあるかと。
特にフェリーニ監督との素晴らしい名コンビぶりは、ロータの遺作である「オーケストラ・リハーサル」(英・独 '78) まで続き、フェリーニはロータの為に映画を《まるまる》一本使って見送る形と成りました。↓
◈ ↑ はニーノ・ロータ最期の作品「オーケストラ・リハーサル」驚愕のラスト9分間。(大きいネタバレの場面が有りますので、作品を未見で今後観る予定のある方は再生しないで下さい)
此れだけ盛大に見送ってくれた訳ですから(笑)・・・フェリーニ映画とロータの音楽は、ホントーーーに切っても切れない仲だった事が窺えます。(*注・「オーケストラ・リハーサル」は上映作品ではありません)
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PS:此の続きは明日12日(水)に本記事の追記でUPします。
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≪2017.7.12 追記≫
今回記事にしていて知ったのだが、「山猫」監督のルキノ・ヴィスコンティは『ルキーノ・ヴィスコンティ』とも表記されている処が随分と増えている。
いつからかネ???と思って少し調べてみたら、昨年『ルキーノ・ヴィスコンティ 生誕110年・没後40年メモリアル(以下略)』という名称で上映会があって、其処から大分出回った様だ。・・・皆知ってたかナ?
ソンナ訳で2000年代に入った頃からか?新興勢力の『ルキーノ』派が数を増やして来ていて、元祖『ルキノ』派を追い落とす勢いなんだけど!!!(大汗)・・・此処では一応〜従来通りの『ルキノ』で通して来ましたが。(ソンナ話はドーでもいいか?(^^;)〜スミマセン)
ヴィスコンティ監督作も傑作揃いですが、日本で最も親しみの有る&一番ヒットしたのは同じくバート・ランカスター主演の「家族の肖像」('74) で、1979年の『第2回・日本アカデミー賞』で最優秀外国作品賞も受賞している。
イタリアでの公開が1974年で、ヴィスコンティ死後 (1976年没) =日本での公開が1978年の11月だから、4年のインターバルがあっての大ヒット&受賞!という事で、当時は随分と〜のんびりした世相だった様にも。
「家族の肖像」が異色な処はもう一つ、「ヘルムート・バーガー」主演の前作「ルートヴィヒ」('72) 撮影中に当のヴィスコンティが心臓発作で倒れ、半身にマヒが残った車椅子状態で演出した事で、ヴィスコンティは遺作の「イノセント」('76) まで身体が不自由なまま撮り続け、残念ながら完成前に果ててしまった・・・というエピソードだけでも、映画に物凄く命を燃やした監督という印象が強い。
記録では一時舞台やオペラの演出も熟したとあるが、作風は劇映画に特化した濃い人間ドラマを手掛け、一貫して至極真摯な姿勢で臨んでいたと見ています。本当ーに映画好きな方なら薦める事が出来る、イタリア映画・黄金期の代表的な映画監督の御一人。
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PS:続きは『映画祭・最終日』の14日(金)にUPします。
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≪2017.7.14 追記≫
6月22日(木)に東京での上映=ドヌーヴ団長主演の「ルージュの手紙」('17) から始まった『フランス映画祭・2017』も、今日行われた京都での上映=アラン・ドロン主演の「チェイサー」の上映で全て終了!となりました。皆様お疲れさまでした〜。
今年は終了日の本日7月14日(金)が丁度特別な日になっていまして。
フランス共和国の成立を祝う日 (Fête nationale française) =『パリ祭』の日なのだから(フランス映画好きな方には)尚更目出度い!!!(?)ですね(^^)。
・・・と、実はフランスでは『バスティーユの日』『革命記念日』とシリアスに呼ばれていて、パリ祭という呼び方は日本だけです。元々は1933年制作「ルネ・クレール」監督のフランス映画=「巴里祭」から来ているんだソウですケド。
まぁ、しかし、日本語で《パリ祭》〜と書くと何か華やか〜な感じがして良いですね。拙者の『全く』勝手な解釈ではあるのですが。
映画から来ている名称というのも《文化的で》本当に素晴らしいと思います。
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PS:今日チョット色々あって忙しく、明日15日(土)に最終の追記をして締めます。
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≪2017.7.15 追記≫
・・・それから、此処でのUPは『映画祭記事』末尾まで引っ張りましたが・・・
昨年から始まった新作の長編映画(今年は11本)中から来場者の投票で選ばれる『エールフランス観客賞』には、「アンヌ・フォンテーヌ」監督作「夜明けの祈り」《Les Innocentes》 ('16) に決定。(6月26日発表)↓
上映は6月24日(土)に有楽町・朝日ホールで行われ、フォンテーヌ監督と主演の「ルー・ドゥ・ラージュ」さんが登壇。トークショーを行いました。
ラージュさんは『フランス映画祭 in 福岡』でだけ6月25日(日)に上映された「呼吸 友情と破壊」《Respire》('14) の上映会でも登壇されました。
「夜明けの祈り」は8月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館など全国で順次公開される予定です。
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因みに初代・チャンピオン(?)というか、2016年度のエールフランス観客賞は,12本の中から選出された「92歳のパリジェンヌ」《La Dernière leçon》('15) でしたので、2年続けて社会派の女性監督作が受賞しています。↓
昨年「パスカル・プザドゥー」監督と、主演の「マデリーン」おばあちゃんを演じた「マルト・ヴィラロンガ」さんがフランス映画祭の為に来日し、上映の際には会場いっぱいの大きな拍手の中登壇されました。
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以上で本記事は終わりです。
『フランス映画祭』関連で長い間読んで頂き有難うございました!!!。
PS:当頁は本来新作のお薦め作品を紹介していまして、次回は近々〜新作映画の記事をUP予定です。
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◈ ↑ 動画は『京都シネマ』『Bunkamura ル・シネマ』でも上映された?『美女と野獣』も友情出演している(半分ジョークの)映画館劇場マナーCM。
【エンタメ関連の記事はコチラ】
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