今日、職場の野蚕ほ場に行ってみたら、クヌギの葉がなにやら妙に丸まっていた。
これは、確か15年ほど前、梁川のほ場でも見たことがあったよ・・・
当時、クヌギの新害虫として、クヌギフィロキセラというアブラムシの仲間が滋賀県で発生していて、
「福島にもいませんか?」
って言われて、クヌギのほ場を見たら、ついていた、というわけ。
その後、いつのまにかいなくなってしまったのが、どうやら、郡山で再び出会えるとはね。
この虫が寄生した部位は、写真のように変な曲がり方をするのが特徴。
丸まった葉の中には、アブラムシとは似ても似つかぬワラジのような、そしてとげとげのある虫がたくさん・・・・
やっぱり、クヌギフィロキセラみたいだね。
最終的な同定は専門家に見てもらわなきゃならないけど、これ以上、広がらないといいな。

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