今日は、diggerさんの職場でもある双葉町歴史民俗資料館での観察会。
メインはもちろん、開催中の虫の目写真展の主役・871さん!
さて、参加者は10名ほど・・うち保護者はどういう訳か2人だけ。
これくらいの人数がちょうどいいね。
最初の挨拶の時、
「虫がいたら、何でも採ってみてくださいね」
と言ったら、
「ヘビも?」
そりゃぁ、かまわないさ・・・って、この子はヘビ好き?
さて、最初はdiggerさんが前日仕掛けたトラップの回収。
林に入って仕掛けを探すけど、なかなか全部見つからない。
そのうち、1人の子供が、
「ヘビだ!」
ええっ!!
みんな、ビクっ!
「木だよ〜ん」
どこにでもいる奴である・・・
「あっ、ヘビだっ!」
相変わらずだけど、今度も指さす方を見てあげる・・・
おおっ!!
ニョロニョロとうごめく黒くて細い物体・・・
まさしく、ヘビっ!!
これには、子供たちも大喜び
1m以上はあるシマヘビだけど、色がやけに黒い・・・どうやらこれが、黒化型・・・カラスヘビかっ!
871さんが虫の目レンズで撮ろうとしたけど、動きが速いので、断念。
その代わり、私が頭を押さえて、子供たちをバックに記念撮影。
それでも、みんな触りたくて、手がどんどん出てくる。
林から出て、改めてカラスヘビを見てみる。
う〜ん、黒いねぇ・・・
ちょうどいいので、ヘビと記念撮影。女の子はヘビにほっぺたをすり寄せるようにしている。
みんなハイテンションだね。
「何センチあるのかな?」
こんな疑問に、子供たちとヘビの背比べ・・・
130センチの子供とほぼ同じくらいでした。
さて、トラップの中身は?
みんなで覗いてみる・・・
オオセンチコガネとクロナガオサムシ・・・あとムネアカオオアリがうじゃうじゃ・・・
オオセンチもオサムシも1晩しか仕掛けてないのに、体を食べられてるよ・・
オサムシには、触角にアリの頭部がくっついたりもしてました・・
その後も車を止めた草地でバッタやトンボを採集しまくる子供たち。
ほとんど場所を移動してないのに、ハイテンションのまま何時までも遊んでいる。
たいしたもんだね。
diggerさんが、移動しようと号令をかけてもなかなか進まない・・・
これが観察会の醍醐味だね。
資料館に戻ると、いわき市から虫の会のTさんが来ていた。
彼も交えて、871さんがこの日撮影した虫の目写真を上映。
子供たちは最後までハイテンションで、最高の観察会でした。
さて、午後は・・・Tさんと現地へ。
Tさんが最近、はまっているヒメドロムシを採ろうというもくろみ。
前田川の上流で採集して、なんとか4種を採ることができた。
それにしても、あまりにも小さいヒメドロムシにさすがのdiggerさんもお手上げ?
写真のヒメドロムシは普通種だそうだけど、体長は1ミリくらい。
この時の採集品はTさんに標本を作ってもらうことに。
この日は草地でジャコウアゲハを採集したり、diggerさんが、水網で、コシボソヤンマとミルンヤンマを採集するなど、大人?も興奮の一日でした。

0