今日は、梁川希望の森公園での観察会。
地元小学校の生徒と保護者約70名と、みちのく自然友の会主催のキノコ観察会もドッキングしたため、ものすごい人数になった・・・
そして、我が福島生き物探検隊からは、ゆたさんご夫婦、ヤドカリさん、diggerさん、871さん、アリタケさんと私の7人。diggerさんの友人のTさんも特別参加と賑やかでした。
(←参加メンバーを書き忘れたので、追加しました)
でも、この日はあいにくの雨・・・しかし、中止・・なんて声はどこからも出ない・・
そのまま、観察会開始っ!!
まずは、アリタケさんが前日仕掛けておいたオサムシトラップの回収・・・
40個ほどあったコップの中で、1頭だけオサムシが入っていた・・・
クロナガオサムシかな?
アリタケさんの面目躍如だね。
雨なので、なかなか生き物がでないけど、キャンプ場の草原ではバッタがたくさんいて、みんな大喜び!
871さんの虫の目撮影も人気で、人だかりが出来てました。
と、この時、一人の子供が持ってきたのが、死んだミンミンゼミ。
見ると、カビが生えている。
しかも、普通の虫カビと違って、トゲトゲがいっぱい・・・
もしや、これは・・・・
念のため、容器に入れ、アリタケさんに見せたら、
「セミノハリセンボンだ!伊達市では初記録、福島県でも少ない冬虫夏草です」
とのこと。
これは、すごいのが見つかっちゃったね。
トゲトゲに見えたのは、冬虫夏草のキノコの部分、いわゆる子実体だったんだね。
キャンプ場では、キリの葉にいたスズメガの幼虫も見つかった。
かなり派手な模様・・・
ひょっとして、ホウジャクの仲間かな?と思って、あとで調べたら、シモフリスズメだった・・・・ちょっとがっかり。
スズメガの幼虫はいろんな色彩の型がでるから困るね。
約2時間の観察会も終了に近づいた頃、1人の子供が下草に止まっていたチッチゼミを見つけた。
チッチゼミは、本州で一番小さいセミ。たまーにメスが下草にいることもあるけど、今回のはオス・・・珍しいね。
871さんも虫の目レンズでバシャバシャ撮ってました。
観察会終了後は、昼食タイム!
キノコ汁とキノコ各種の天ぷらに舌鼓をうち、冷えた体も温まりました。
今回も発見の多い観察会だったなぁ・・・

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