6日は双葉町の観察会・・・だったけど・・・
朝から雨・・・雨・・・
それでも、なんとかなるかな・・・と出発。
途中、diggerさんから中止の連絡が入る。
仕方がない・・・水生昆虫の調査でもやろう・・・
diggerさんの職場に着くと、S.Yさんとやどかりさん夫婦がすでに到着していた。
やどかりさんたちは鳥を見に周辺を回るという。
我々は、またしても雨の中、diggerさんと水生昆虫調査へ。
まずは、ゲンゴロウ類やガムシ類の多い水田へ・・・
ところが、現場には、工事車両がたくさん止まっている・・・
なんと、常磐自動車道にまともにかかってしまったらしい。
最もいい環境だった水田と休耕田はすでに埋められていた・・・
わずかに残された数枚の水田も水は入っているが、田植えはされていない。
ということは、ここも埋められる運命か・・・・
それでも、残された水場を掬ってみる・・・
マルガタゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ガムシ、エゾコガムシ、コガムシなどが次々と網に入る・・・
そして・・・・・
S.Yさんの網に入った大物は・・・
タガメ!!
「ワイルド個体は色が違うな」
S.Yさんがつぶやく・・・・
気が付くと雨は小降りになっていた。
見上げた視線の先に、建設途中の高速道路の高架橋がそびえ立っていた・・・
午後・・・
S.Yさんとともに、南下。
昨年、エゾコガムシがたくさん採れたという場所へ行ってみた。
しかし、現場の休耕田には水がない・・・
湿地を求めてハンノキ林に入ると、林床がわずかに湿っている。
足跡に溜まった泥水を見ていたら、小さなガムシが浮いてきた。
ははぁ・・・こうやって採るのか・・・
かつて、ロドさんから、足で踏んだ水溜まりに浮いてくる甲虫を採集してくれと言われたことがあった。
その時はピンとこなかったけど、実際に体験してみるとよくわかる。
やるたびに、小さなガムシが1頭、2頭と浮いていくる。
体長2〜3ミリ程度。
どうやら、2〜3種類はいるようだ。
なかなかおもしろい・・・
しかし・・・
採集はしてみたものの、同定も難しいし、展足も容易じゃないな・・・

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