今年も冬の定番!ヤンマタケの季節がやってきました・・・
というわけで、今日はヤンマタケ観察会。
いわきから海獣さんとT嬢が、郡山からはS.Yさんがアリタケさん宅に集合。
早速、沢へ入る。
コースは
昨年の12月1日にOIKAWAさんらが来た時と同じ。
期待を胸に沢へ入る・・・
まず、冬虫夏草の前に沢で出会った虫たちのご紹介・・・
沢に入るやいなや海獣さんが見つけたのが、こちら。
ホウネンタワラチビアメバチの繭だと思われる・・・
長く伸びた糸とその先にあるきれいな模様の繭・・・いったいなんのためにこんな形をしているのだろう?
次は、アゲハチョウ科の蛹。
ナミアゲハやクロアゲハよりもかなりスマート・・・ということは、オナガアゲハかもしれない。
先端の突起が・・・ウサミミに見えるのは私だけだろうか?
個人的にはネコミミの方が好みだけど・・・
この蛹、体の中央が黒ずんでいて、果たして生きているのかどうか・・ちょっと心配。
山の斜面でひときわ目立っていたのが、S.Yさんが見つけたウラギンシジミ。
これで越冬しているつもり?なのだろうか・・・
杉の葉に刺さっていたのは、コロギスのメス。
モズの早贄でコロギスは初めて見た。
さて、肝心の冬虫夏草は・・・
最初の沢は昨年、ヤンマタケを発見することができなかった場所。
しかし、今年は、いきなりアリタケさんがミルンヤンマのヤンマタケを発見。
さすが大御所!
さらに、海獣さんもミルンヤンマのを見つける。
どちらも、キノコの部分があまり出ていない。もう少し時間が必要なのかもしれない。
写真は、左がアリタケさん、右が海獣さんが見つけたヤンマタケ。
午後からは、昨年、ヤンマタケを見つけた沢へ・・・
しかし、今年はここでは発見できず・・・
その代わり、S.Yさんがスズメタタケの仲間を発見。
蛾はヤガ科のようだけど、大きくてかっこいい。
さらに場所を移して、昨年行かなかった場所へ。
杉林の中を歩くが、いるかどうかわからないのは不安である。
この時まで冬虫夏草を自力で見つけていないT嬢は、海獣さんから、
「もう帰りたいんだろう」
とか
「飽きてる?」
とか言われ、怒っている。
そういうキャラなのかしら?
ところが、沢沿いの山道を歩いていたら、我々の後ろを歩いていたT嬢が、
「あっ」
と声を上げる。
なんと、山道に落ちていた杉の枝にヤンマタケがついていたのだ!!
しかもミルンヤンマで、今日見つけた中ではもっとも子実体が伸びている。
まさか道に落ちているとは思わず、私と海獣さんは素通りしていたのだ。
最後に大逆転・・・
まあ、これで全員が冬虫夏草を見つけることができ、めでたしめでたし・・でした。

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