心に迷いはなく… We believe in ourselves. こころの花
友人から借りたDVD。「チップス先生さようなら」「GOODBYE, MR. CHIPS」
とても興味を惹かれた。舞台はイギリスの、とある全寮制のパブリック・ハイスクール。まじめで物堅いチップス先生が赴任してきた。チップスは面白みがなく、生徒たちの人気も今ひとつ。だがキャサリンと出会い、結婚したことから、少しずつ人間味のあふれる教師に変わっていき…
「イギリスで産業革命があってしばらく」の時代設定だとおもうが、この作品から以下のことを考えさせてもらった。
@女性として生きること
A女性としてのしあわせ
B教師とはなんという存在なのか
C時の流れの背景
Dユーモア(humor)は人を魅了する
E私の「愛」への姿勢
@とAについて
作品の中でチップス先生のWife役(キャシー)は、シャイ(shy)なチップスと学生の橋渡しとなるべく、日曜の夕方4時に毎週ティーパーティーをもうける。
夫は教師として学校で働き、キャシーはその間に家の切り盛りや生活をより豊かにするべく家の世話をする。それを眺めながら私は、「これも私の幸せの形であるかもしれない。」と想うのだ。女性である自分に劣等感を覚えはじめたのが14歳のころ。強烈に自分の性を意識してしまったのだと思う。女性軽視するような馬鹿な男性には負けるまいと、バリアを作り始めたのは高校の終わりごろ。性への疑問にとらわれる自分に疑問と葛藤を覚え始めたのが大学3年生の終わりごろ。そして今私は自分の意志の置き場を探している。
伴侶を愛し、幸せに生きること。
たとえ、家庭に実を置くことのなろうとも私は自分を恥じないだろう。
なんだか批判的な書き方しかできない自分が苦しい。
私は自分の真実を見つけるだろう。そう、素直につよく思えた。
愛の無い家庭に身をおく女性が、どんなにたくさんいるか。
愛は与えられるものではなく、与えるものである。
しかし愛を受けるものは、愛を与えられるもの(可能の意味ではない)である。
B教師とは…
生徒を導き、誇りを養う箱庭。そこには緑があり、水辺があり生物が息づく。
人としての悲しみは、時に嵐を生み出し、その中にいる生徒たちは人としての教師を垣間見、真の思いやりを見出すに違いない。
C時の流れの背景
「幕末のころ、アメリカではライト兄弟が世界初の動力飛行を成功させていた。」としった幼いころのeriko。全然文明のレベルが違うやんけ、と驚いた。戦争があっても欧米諸国は被害を受けていないのだろうと無知にぼんやり思っていたが、(学校がドイツ軍により爆撃され、入隊を志願した卒業生たちの戦死が講堂で読み上げられる。終戦の知らせが大佐となった卒業生から伝えられ、それが講堂で生徒に伝えられるとみんなで大喜びをするシーン)に、「無知の知を知る」。 (ソクラテス)
D「ユーモアは人生の香辛料」、だったか?
「時代は動いている、本校を近代化しようにも君の考えは古い。」とチップスに引退を迫る校長に、彼は「学校は生徒を機械扱いしている。近代的教育?集中教育?ふざけておる!ユーモアを教え、くじけない心を育てる。絶対に引退せんぞ!」と言い放つ。
英国では、いかに知識があろうとも、ユーモアを解さない人は尊敬を集めず、つまらない人とされるらしい。(erikoの24年間聞きかじり豆知識)笑
職場の連中がseriousな問題を面白おかしく話す。私はそれが今でもいやだ。笑 しかしそれは彼らが問題に直面してきたときに、実践してきた方法なのだ。一般的な日本人には受け入れがたいんじゃないか。「おい!まじめに考えろよ。」と言いたくなる。しかし背景を知った今、ユーモアとはすばらしいと思うスカッとした自分がいる。困難なんて、笑い飛ばせ!!!ということだ。
E私の「愛」への姿勢
私は愛は存在しないと思っている。きっと今でも愛の存在を疑っている。だがそれは求めることが怖ろしいから。失うことがおそろしいから。
愛のなんたるか。
まず、今いえることは
人を愛せば、愛されたい。純粋に求めることを恥じる必要のないこと。
利己的で自己中心的な文章表現だけれど、これは一つの「開放」だと受けとめて。
真実の愛はきっとある。それが見つからなくてもかまわない、と信じること。
まずは自己暗示から。
アブノーマルになりそうで、怖いけれど進んだ先には道があるはず。
怖いよ。
こんな時こそ、ユーモアを!!!
精神世界は深くて広い!!
人間は「考える葦である」(パスカル)
人物名はぜぇーぶ、高校の倫理の授業で得た知識と電子辞書からの抜粋です。
授業料無駄にしてなくてよかった!!
長い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
ついでにコメントを残していただけると、嬉しいんだけれどな♪
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とても興味を惹かれた。舞台はイギリスの、とある全寮制のパブリック・ハイスクール。まじめで物堅いチップス先生が赴任してきた。チップスは面白みがなく、生徒たちの人気も今ひとつ。だがキャサリンと出会い、結婚したことから、少しずつ人間味のあふれる教師に変わっていき…
「イギリスで産業革命があってしばらく」の時代設定だとおもうが、この作品から以下のことを考えさせてもらった。
@女性として生きること
A女性としてのしあわせ
B教師とはなんという存在なのか
C時の流れの背景
Dユーモア(humor)は人を魅了する
E私の「愛」への姿勢
@とAについて
作品の中でチップス先生のWife役(キャシー)は、シャイ(shy)なチップスと学生の橋渡しとなるべく、日曜の夕方4時に毎週ティーパーティーをもうける。
夫は教師として学校で働き、キャシーはその間に家の切り盛りや生活をより豊かにするべく家の世話をする。それを眺めながら私は、「これも私の幸せの形であるかもしれない。」と想うのだ。女性である自分に劣等感を覚えはじめたのが14歳のころ。強烈に自分の性を意識してしまったのだと思う。女性軽視するような馬鹿な男性には負けるまいと、バリアを作り始めたのは高校の終わりごろ。性への疑問にとらわれる自分に疑問と葛藤を覚え始めたのが大学3年生の終わりごろ。そして今私は自分の意志の置き場を探している。
伴侶を愛し、幸せに生きること。
たとえ、家庭に実を置くことのなろうとも私は自分を恥じないだろう。
なんだか批判的な書き方しかできない自分が苦しい。
私は自分の真実を見つけるだろう。そう、素直につよく思えた。
愛の無い家庭に身をおく女性が、どんなにたくさんいるか。
愛は与えられるものではなく、与えるものである。
しかし愛を受けるものは、愛を与えられるもの(可能の意味ではない)である。
B教師とは…
生徒を導き、誇りを養う箱庭。そこには緑があり、水辺があり生物が息づく。
人としての悲しみは、時に嵐を生み出し、その中にいる生徒たちは人としての教師を垣間見、真の思いやりを見出すに違いない。
C時の流れの背景
「幕末のころ、アメリカではライト兄弟が世界初の動力飛行を成功させていた。」としった幼いころのeriko。全然文明のレベルが違うやんけ、と驚いた。戦争があっても欧米諸国は被害を受けていないのだろうと無知にぼんやり思っていたが、(学校がドイツ軍により爆撃され、入隊を志願した卒業生たちの戦死が講堂で読み上げられる。終戦の知らせが大佐となった卒業生から伝えられ、それが講堂で生徒に伝えられるとみんなで大喜びをするシーン)に、「無知の知を知る」。 (ソクラテス)
D「ユーモアは人生の香辛料」、だったか?
「時代は動いている、本校を近代化しようにも君の考えは古い。」とチップスに引退を迫る校長に、彼は「学校は生徒を機械扱いしている。近代的教育?集中教育?ふざけておる!ユーモアを教え、くじけない心を育てる。絶対に引退せんぞ!」と言い放つ。
英国では、いかに知識があろうとも、ユーモアを解さない人は尊敬を集めず、つまらない人とされるらしい。(erikoの24年間聞きかじり豆知識)笑
職場の連中がseriousな問題を面白おかしく話す。私はそれが今でもいやだ。笑 しかしそれは彼らが問題に直面してきたときに、実践してきた方法なのだ。一般的な日本人には受け入れがたいんじゃないか。「おい!まじめに考えろよ。」と言いたくなる。しかし背景を知った今、ユーモアとはすばらしいと思うスカッとした自分がいる。困難なんて、笑い飛ばせ!!!ということだ。
E私の「愛」への姿勢
私は愛は存在しないと思っている。きっと今でも愛の存在を疑っている。だがそれは求めることが怖ろしいから。失うことがおそろしいから。
愛のなんたるか。
まず、今いえることは
人を愛せば、愛されたい。純粋に求めることを恥じる必要のないこと。
利己的で自己中心的な文章表現だけれど、これは一つの「開放」だと受けとめて。
真実の愛はきっとある。それが見つからなくてもかまわない、と信じること。
まずは自己暗示から。
アブノーマルになりそうで、怖いけれど進んだ先には道があるはず。
怖いよ。
こんな時こそ、ユーモアを!!!
精神世界は深くて広い!!
人間は「考える葦である」(パスカル)
人物名はぜぇーぶ、高校の倫理の授業で得た知識と電子辞書からの抜粋です。
授業料無駄にしてなくてよかった!!
長い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
ついでにコメントを残していただけると、嬉しいんだけれどな♪

2006/10/30 18:41
投稿者:eriko
2006/10/30 18:25
投稿者:eriko
うむむ。またもや奥深いー。
同じ事を生徒に言う時も「明るく」言うのと「陰険に」言うのとでは、全く反応が違います。
「前向きで明るい先生」、とても魅力的ですね。
最近、「前向きで明るい」ことの大切さを経験から学んでいます。
楽しい!ってすばらしい。
同じ事を生徒に言う時も「明るく」言うのと「陰険に」言うのとでは、全く反応が違います。
「前向きで明るい先生」、とても魅力的ですね。
最近、「前向きで明るい」ことの大切さを経験から学んでいます。
楽しい!ってすばらしい。
2006/10/30 12:50
投稿者:カンガルーマン
家のカミさんも教師ですがとても楽しく仕事をこなしています。彼女が言うには、この仕事は天職だそうです。そして楽しく仕事を続けられるコツは常に”前向きで明るくいること”だそうです。この原理は全ての事に通じますね。
http://blog.kangarooman.com
http://blog.kangarooman.com
カンガルーマンさん、二つも続けてコメントありがとうございます!
嬉しいです♪