2009/2/16

寿司屋の女将として・・・  にこにこ日記

  先日少し、お話したのですが、
  地元の中学校の1,2年生を対象に

  「働く先輩の話を聞こう〜」と言う
  授業が行われます。

  色々な職業の方のスピーチがある予定ですが、
  私は飲食店で働く者としての依頼がきて
  今日の午後、中学校へ行ってきます。

  事前に生徒のみなさんからの質問が届いて
  いたのですが、スピーチは3分程度で、

  その中では全部お答えできないので
  ここに簡単に綴ります。
  

  @仕事をしていて大変だと思うこと、
   辛いと思うことはどんなことですか?

     夜が遅くまで、
     仕事をしなければいけないことかなぁ?
     
  A仕事をしていて楽しいと感じるときは
   どんなときですか?

     お客さんたちと温かい会話ができるときかなぁ?

  B仕事をしていてやりがいのあることは
   何ですか?

     お客さんに喜んでもらえるために
     日々、頑張れることかなぁ?
     

  Cこの仕事はどんな人に向いていますか?

     やはり、料理を作ることが好きな人、
     努力を惜しまない人、
     人に喜んで貰える事を自分の喜びにしたいと
     思える人かなぁ?

  Dこの仕事をやってよかったと思うこと
   はどんなことですか? 

     来て下さるお客さんたちに
     「美味しかったよ。」
     「楽しかったよ」って喜んでもらえて、
     こちらが、温かい気持ちになれることかなぁ?

  E必要な資格や持っていたほうがいい資格は
   どんなものがありますか?

     料理を作る人は、調理師免許があったほうが
     いいと思います。

     店を持つにあたっては営業許可書だけでも
     開けますが、
     調理に関係するいろんな資格は
     それぞれに知識として習得しておくのも
     役立つと思います。

  F就職してみて、「イメージと違ったなぁ」と
   思ったことはどんなことですか?

     見かけは楽しそうに見えるかもしれないですが、
     目にみえないところでの 仕込みやかたずけ
     など、思った以上に時間がかかるし、大変
     ということかなぁ?

  Gこの職業に就こうと思ったきっかけは
   何ですか?

     店主の場合は、若い頃に
     「手に職をつけたい。」と思ったらしいです。

     私の場合は、その店主のパートナーだったから
     かなぁ^^

  H何人くらいの人が働いているのですか?

     店主と私のほか、
     二人が随時きてくれていますが、
     忙しい時に来てもらうパートの方が
     二人います。

  Iとくに大切な”商売道具”は何ですか?

     店をするにあたっては
     ありとあらゆるものが、必要です。
     調理人は、自分にあった包丁を持っています。

  Jどういう人を採用していますか?
 
     採用にあたっては、「元気よく頑張ります。」と
     元気でやる気のある方を望みます。

     でも、現実は この11年間でも、
     多くの人が続かないで辞めています。

  K一日どのくらいのお客さんがくるんですか?

     日によって いろいろです。
     40人ぐらいの満席になる時も まれにありますが、
     お一人も来られない時もあります。       
      
  L店にはどんな工夫をしているんですか?

     インターネットのホームページや
     ブログなどで、料理写真をのせたり、
     お店での出来事をお知らせしたりしています。
       
             
  以上が簡単に答えさせて貰いました。

  さて、私は3分間の間にどのようなことを
  聞いてくださるみなさんにお話できるでしょうか?


  今の仕事について自分の想いをお話することは
  正直、3分間では思うようにお話できない気がします。

  今の想いは簡単に考えてきたことではなくて、
  恐らく私も、店主も 生まれてから今までの
  人生を通じて 出来上がってきたものだと思うからです。

  若い頃には、考えることも理解もできなかったことでも、
  何度も失敗したり、つまずいたりしながら、

  自分たち自身がそれぞれに 肌で経験して 
  いろいろな壁を乗り越えて来たからこその
  想いだと感じています。

  それをまとめて、どうはなせばいいのでしょうか?

   <スピーチの原稿の下書き>
 こんにちは、ご存知の方も多いと思いますが、
  私は枕崎の岩戸町で
  すし屋の女将をしている、板敷浩実です。

  こうして多くのみなさんの前で話しするのは
  初めてなので、かなり緊張すると思いますが、

  仕事に対する私の想いを少しでもみなさんに
  お伝えできたらと思っています。

  どうぞ、よろしくお願いします。

  私がみなさんに伝えたいことを
  言葉にするとしたら、それは、

  「人に喜んで貰える事が
        私たちの仕事のやりがい」です。

  どんなお仕事も同じだと思いますが、
  人生の大半をしめるのが仕事かも知れません。

  その自分の人生を楽しく生きたいと思うのは
  みんな同じで、楽しく仕事ができるのが理想です。

  私もそんな理想的な人生を送りたいために
  毎日、頑張っています。

  そして、仕事をしていて一番嬉しい、楽しいと
  感じる時は、

  お客さんに心から喜んでもらえることが
  肌で感じたときです。

  「美味しかったよ。ありがとう。」
  店主はこの言葉が聞きたいためには 
  苦労をおしみません。

  「嬉しかった、楽しかった。」
  私はこの言葉が聞きたいために
  笑顔を絶やさず頑張れています。

  私たちのはこんな風に人に喜んで貰える
  やりがいのある仕事だと思っています。

  正直みえないところでは、時間的にも
  内容的にも決して楽な仕事ではありませんが、

  お客さんに喜んで貰えるために、
  言い換えれば、自分たちが嬉しいと感じれるために

  苦労することこそ、仕事すなわち人生の
  やりがいだと思うのです。

  今までに来て下さったお客さんたちとも
  お店以外でも、いろんな形で、

  繋がりを持たせて貰えたりして
  楽しいお付き合いが続いているのも
  大切な宝物になっています。  

  それから、この仕事になくてはならないのは
  「元気な笑顔」です。

  私たちがお客さんに心からの元気な笑顔が
  なければ、どんなに美味しい料理も、
  真心もお届できないと思っています。  

  私は、関西の大都会から19年前に
  この別府に来たのですが、

  今では 海、山、風に囲まれたこの枕崎が大好きす。
  特に開聞岳があんなに美しく見えるところで
  生活できている私は、とても幸せ者だと思っています。

  私は時々、カメラをもって
  朝は開聞岳や朝日を撮りながら散歩をしたり、
  夕方は、立神岩と夕日を撮りに行ったりしています。  

  私の元気な笑顔は そんな枕崎の風景からも
  エネルギーを与えて貰っているように
  感じています。

  こんな素敵な自然の風景や 
  それに、どこよりも新鮮で、美味しい
  枕崎のお魚などを

  できるだけ幅広い多くの人たちにも
  見たり、食べて喜んで貰いたいと思い、

  ホームページやブログを通じても 真心を
  お届けしています。

  別府中学校に通うみなさんは、
  毎朝、この素晴らしい開聞岳や朝日を見ながら
  登校できるのは 他の人たちに比べて
  最高な幸せを与えられていると 私は思うのです。

  この素晴らしい景色の中で育ったみなさんだからこその
  自然の中で培われているはずの温かい真心と笑顔で

  みなさんが、どんな仕事につかれても、
  人に喜んでもらえる事を自分の喜びの思える

  そんなやりがいのあるお仕事をしていくことが
  できますように 心よりお祈りさせて頂きます。

  苦労の上にできる喜びこそが
  最高の喜びだと思っていることも
  わかっていただければ  いいなぁ?って思います。  
  
  どうぞ、昔から言われている
  「若い時の苦労は 買ってでもしなさい。」
  この言葉、思い出しながら、頑張って下さい。

  今日は聞いて下さってどうも
  ありがとうございました。
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2009/2/17  13:15

投稿者:hiromi

gomonchanさん、こんにちは!
一人でも 昨日のこと思い出して
頑張ってくれる人がいればいいなぁ?
gomonchanさん、温かいメーセージありがとう。
”度胸”はgomonchanさんには負けてます(笑)

2009/2/17  8:04

投稿者:gomonchan

人に喜んで貰えることを信条に!!!!!

この一言に将来のきっかけつかんだ子供さん絶対いるよ

❤さすがに度胸座ってますね❤

ぁ〜〜〜愛嬌もよ。。♪


2009/2/16  23:56

投稿者:hiromi

浜純さん、こんばんは!
コメントありがとうです。世の中はだんだんと生き難くなっていても、開聞岳は変わりなく私たちを見ていてくれてますよね?その開聞岳に登り続ける浜純もその周りから いっぱいエネルギーを吸収されてることと思います。その魅力、多くの人にも味わって貰いたいものですね。お身体には気を付けて頑張って下さい。

2009/2/16  23:48

投稿者:hiromi

光さん、こんばんは!
読んで下さってありがとうです。
子供達にはどう伝わったかわかりませんが、
想いを話せてよかったです。
でもやはり、かなり緊張していた私です^^
笑顔に磨きをかけれるように、心も磨いていきたいです。光さんの応援、とっても励みになります。ありがとう・・・。

2009/2/16  22:30

投稿者:浜純

出前講座ご苦労様でした。ところで、ひろみさんもテーマにしている開聞岳について、山登りでこういう言葉があります。「山はいつでも待っている」つまり、貴方の人生より山はあるのだから、いつでも登りたいとき登っていいよ。人生あせらないでいいよ。と私なりに解釈していろんな山にチャレンジしています。年齢的なものでしょうか山の魅力を感じ始めています。

2009/2/16  22:04

投稿者:光

読ませて頂きました。素晴らしいスピーチです。パチパチ〜
歴史を観ても世界の偉人は誰一人として苦労無くして上り詰めた人はいませんよね。
偽りはいずれ暴かれますから、素直に嬉しいと自然に出る笑顔が幸せを与えられる笑顔が一番ですね。

「蔵の財よりも・・身の財すぐれたり・・身の財より心の財、第一なり」 
ですね。

朝日と夕日の・・・穏やかな海原の波が湖のようです。
がんばれ〜hiromi〜〜

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