2006/4/14
「我流。」
ジムで水泳をやってた。
その最中に、ひと月以上前から痛かったヒジが
ちょこっとマシになってたのにまた痛くなってた。
その原因が"ターン"やった。
ムカシからプールサイドの縁を掴んで
カラダを持ち上げてカベを蹴り込むっちゅう"クセ"がある。
ワシ的には速く泳げんでも一番キレイにターン出来るカタチや。
その持ち上げる時にヒジに痛みが走った。
ジャグジーで揉んでたら
一緒に泳いでるヒト達が声を掛けてくれた。
「調子悪いん?」
「ちょっとマシになってたんですがねぇ。
ターンの時にカラダ持ち上げたら痛みが出るんですわ!」
「ターン? なんで?」
「プールサイドの縁を持つクセがあるんですわ。」
「ターンはタッチだけでええさかいに
そのクセは治した方がええよ。」
ここまではヨシとしよう。
ちょこっとクセの修正を試しにプールに戻る。
それでもやっぱり、"クセ"を使う方が泳ぎ易い。
"クセ"の修正を試みるケドもやっぱりキモチワルイ。
またジャグジーに戻ったら
卓球でも一緒になる"Fさん"ともう一人
さっき居ったヒトとは別のヒトとハナシをした。
「やっぱ、あきまへんわ!」
「慣れたら出来ますよ。」
「そうですね。せやけどもなんかキモチワルイですわ!」
っちゅうクダリのハナシをしてた。
その途中で、ハナシが変わって来た。
「やっぱ、あの"クセ"やったらタイムは伸びんなぁ。」
「(ん?)」
「そうそう、そんなターンやったら、絶対にタイムロスするわ。」
「(カチン!)」
どうやら、ワシが"速さ"を気にしてると思てるらしい。
ワシが水泳をやってるんはあくまでも
"基礎体力の強化"を目的としたモンであって。
"競技会"とかに出る気は毛頭無いし
現に誘ってくれても全て断ってる。
みんなが基本の通りにやって速いんやったら
みんなタイムが同じ位になる筈。
ワシが求めてるんは
あくまでも"カラダ"を動かす為のモンである。
カタにはめ過ぎてがんじがらめにやってるんではおもろない。
今までやって来たスポーツの殆どが本格的にはやってない。
"基礎"っちゅうモンから叩き込まれたんは
小学校の時にやった剣道位である。
野球・スケート・水泳。これらは親父に教わった。
しかも、その親父ですら"我流"である。
スケートの教え方に至っては
傍から見たら無茶苦茶やったと思う。
「おとうちゃん! どうやって滑り出すん?」
「取り敢えず氷の上に立ってみろ! 立てたら歩け!」
「こう?」
「せや! あんじょう歩いてるやんけ! 次は走ってみぃ!」
「走るんはええケド、どないやって止まるん?」
「カベ(リンクサイトのフェンス)にぶつかったら止まる!」
こんなあんばいである。
カベにぶつかって止まるんはさすがにキツかった。
体重の軽いガキでも腸がクチから出そうな位痛い。
水泳はちゃんと教わって無い。
はっきり言うて見様見真似で憶えた。
それでもクラスでは"泳げる"方やった。
せやさかいにムリをして基本に返るつもりは無かったし
別に本格的にやってるワケでもないさかいに充分やった。
なんせ、泳ぐんが楽しかったらそれでよかった。
単車でもそう。
教習所や講習会で基本を教えて貰っても
僅かの時間で身に付く筈も無いし
"基本"っちゅうモンをものさしで線をなぞる様に
やったかて、それが我がの身に合うかどうかは十人十色である。
野球なんか際たるモンである。
多種多様なバッティングフォームやピッチングフォーム
みんな試行錯誤の上に自分にいっちゃん合うモンを
創って行って結果に繋げてる。
「そんなやりかたではダメ!」
「タイムロス! 速くならん!」
そない言われたら、ワシはどないするか…
このブログをご覧のワシのコトを知ってはるそこのあなた!
特に幼少の頃から知ってはるヒトや10年以上付き合いのあるヒト。
10年は経たんケドもワシの性格を見てなんとなく想像出来るあなた!
もうおわかりでしょう!
ヒジの痛みを堪えて筋肉で包み込んでみせます!(爆)

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投稿者: GAMMY-SOSA
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