なかなか、思った様な成績を残せず、秋の2大会が、終わってしまいましたね

各個人を見れば、少しずつ成長の跡は見られましたが、それがチームの勝利につながってこない、歯痒さを感じています。
選手には現状に満足して、練習で妥協してきた結果だと重く受け止めて欲しいと思いますが、それを指導出来なかった責任は自分にあります。
練習で技術や体力は向上してもセンスや勝負勘と言った、口では説明出来ない事や野球で使う頭の回転の速さは、普段の生活で培われるモノです。しかし、それは指示、確認、仲間への励まし、自らを鼓舞させるための『声』を出す事で補えるモノだと思います。
これから予測される事を頭に思い浮かべて口に出してみると、いわゆる『危険予知』能力が備わってくるんじゃないかと考えます。将棋の一手先を読む様な事ですね

1イニングに大量に点を取られたり、2アウトからの失点は精神的なダメージを受けて、攻撃のリズムが作りづらくなります。
ピンチに一本調子になりがちな投手に『声』をかけて間を作らせる事で展開も変わってくるはずです。
選手達自身が、それに気付かないと、もう一段ステップアップ出来ません。
自分で気付いて自分を変えようとする事は、スゴく大変な事ですから、気付かないフリをする選手が多い中で、リーダーシップをとれる選手を育成する事は野球を教えるより難しいかも知れません。
辛抱強くやっていくしかありません。選手達の将来のために


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