ぶどうの花が咲きました〜!ピオーネです。

どこに花が?と思った方、下の画像を。
拡大写真↓

触手のように伸びているのが「雄しべ」で、先端には花粉が入っている「葯(やく)」が付いています。
雄しべの中の緑色の球体が「胚珠」で将来ぶどうの粒になります。その頭には「雌しべ」が付いています。画像がわかりにくいと思います。すみません。これがぶどうの開花です。
まあ、なんと地味な開花だこと・・・。
このぶどうの房のままでは、よいぶどうはできません。そこで、「房作り」という作業を今日は行いました。ごく簡単に言ってしまえば、−これから粒が大きくなっていく房を小さく整える作業−です。

このように、房の下から3.5〜4センチ程度を残し、上の粒は全て取り除きます。こうすることによって、この残った粒に栄養が行き、あの立派な【玉ハリ】と【甘さ】と【色】を持ち合わせた立派なぶどうへと生長するのです。
派手な花びらは持っていません。そして他を誘うような芳香も醸し出していません。しかし、あと数ヶ月で美味しい立派な果物に変身する。何かを私たちに訴えかけているのかもしれませんね。
寝不足の中、さらに今日は雨。がんばりました。

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