スイスという国のイメージ  社会

「黒いスイス」。いえ、通勤のJR車内で飛ばし読みしながら、今朝読み終えた本の題名です。福原直樹著、新潮新書。

スイスの岩にはいつか登るぞ〜と思っているうちに、歳をとって体力なし。もうアルピニズムのエネルギーが失せ、ウラヤマニストになりはてました。(^_^;)

その代わりにコモンズとしての「アルプ」に興味をもち、Hさんからは、砂川の神社のこと(SNSのブログ)で、ラディカルな宗教集団メノナイトおよびアーミッシュがスイスや南西ドイツあたりで始まったとお聞きしたのをきっかけに、これはもっとスイスを知らねば、と手にしたものでした。

(参照:「どっとねっと」)
アルプのこと http://www.hokkaido-sns.net/OpenPNE2/public_html/?m=pc&a=...
砂川の神社 http://www.hokkaido-sns.net/OpenPNE2/public_html/?m=pc&a=...

題名からご想像できたでしょうか、そう、美しい理想の国スイスの、美しくない部分を暴こうという本です。日本人としては知っているようで驚くほど知らない不思議な国ですから、ちょっと別の扉を開けて裏口から訪問するようなアプローチにしてみたわけです。で、このもくろみは悪くなかったみたい。

確かに、ロマ族(ジプシー)の子供の誘拐、ナチスへの傾斜と協力など、痛ましい事件が横たわっており、おや、とまず思い始めます。スイスのイメージは先ずうるわしいアルプスと山々なのでしたから。へええ、という感じです。

ただ、権謀術数が暗躍する歴史に照らせば、帯にあるような「語られざるタブー」というほど、驚くようなものではありませんでした。核弾頭の配備計画、政府公認の麻薬施設、相互監視社会、税金逃れ預金…などです。

Kさんの銀婚旅行に触発され、チャンスがあればなんとか還暦旅行にでも行きたいものです。これからの旅は、中高年のひとつひとつの山がしばしばそうであるように、初めてで最後なんだろうな、と思いつつ。スイスって、はからずもそういう大事にしておきたい旅先というイメージあります。
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