都市林・明治神宮の森にて  林とこころ

秋の小旅行で家人と共に本州に渡りました。できれば晩秋から初冬の広葉樹林に
出会いたいと。

出かけた森は、苫東コモンズの大島山林と面積が同じ70ヘクタールを
もつ人工的な森づくりの明治神宮。日本の林学界の超大御所・本多静六博士らが、
雑木林では荘厳さに欠けるとして設計した、移植による森の創造。杉の大木がそびえる
国内の名刹古刹とは違った、独特で厳かな雰囲気が漂います。神宮の森は、
新嘗祭という行事と七五三の家族連れもあって、にぎわいが感じられました。

(では、荘厳でない、地方の雑木林はどうなのか。荘厳だけでは人間、疲れてしまう。
日常の林はもっと馴れ馴れしいものでいいのでは。つまり、ほっとする林。)

約100年、日本の風土は原野をいつの間にか多様な生物がすむ天然の広葉樹林の
ような空間と景観に替えました。参道脇にごみのように粒粒がドングリだったりする
のを見るにつけ、人工と自然の境界など、うやむやにしてしまう日本の潜在力。
風土の力だと思われる。

(日常生活から判断すれば、野生度の高い自然と隣り合わせの生活は、実はとても
ストレスが高い。本物の野生ではない、適度な自然度、という点でこのサイズの
都市林は興味がもたれる。)

そしてここに集う人口過密都市の住民。都会のオアシスとは言うけれども、人々の
色々な動機については、聞いてみたい気がします。都市林は人々のストレスに
どんなふうに影響を及ぼしてきたのか。健康や芸術や、もろもろに。


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雑木林&庭づくり研究室
http://hayashi-kokoro.com
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