枝を削るだけのクラフト  林とこころ

明けましておめでとうございます。
1月7日は、新年初の山仕事でした。

林の手入れでは、ものすごい量の木材がでてきますから、木工の好きなヒトはなにか作ってみようという野心を抱きます。わたしもその小さな野心家で、フクロウの木彫りなどに挑戦したことがありました。しかし、ノミとゲンノウだけでは想像するアートに近づけない、と断念。そのかわり、時々作るのが枝を削るだけの簡単なクラフトです。

馬鹿にしてはいけません。これ、結構、楽しく心穏やかで、いつでも方針変更でき、面白いことに、考えようによってはいつでも「完成」と言える、この弾力性。

驚くなかれ、創ったクラフトを握ったり撫でたりしているうちに、表面の色も変わって来てやがて「木の気」が伝わってくる‥。そう、パワークラフトです。世界にふたつとない枝とそれをたまたま選んだ自分が居て、掌で遊ぶうちに手垢も染み付いてくるその小さな、軽いモノ。もうモノではなく、形をかえたカミの化身。円空のような、素朴なホトケサマにしないところが、ミソ。

昨夜、ストーブの前で黙々と削るわたしをみて、家内が背中から「それって、とまらないんでしょ!」。まさに。
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