そう珍しいことでもありませんが、またまた更新が滞ってしまいました。
実は母に続き、以前から癌を患っていた姉が5月に亡くなりまして・・・・。
万一のことを考えていつもは泊りがけで行くホビーショーを日帰りにしていたのですが、悪い予感当たってしまい、ショー2日目の17日に永眠しました。
泊まりにしていたら死に目に会えず後悔していたところです。
1日だけでも遊ばせてくれた姉に感謝しています。
そんなわけで長いこと重苦しい日々が続いていたわけでありますが、その後なぜか手の方は動きはじめています。
毎年ホビーショーのときには直前までドタバタしてしまい、来年こそはもう少し余裕を持って・・・とそのときだけは反省するんであります。
ある面「頑張って作ろう!」という気持ちが一番高まっているのがショー直後の今頃なんですね。
であれば、「来年こそは」なんて言ってないで今作ればいいじゃないか!と少しばかりポジティブに発想を転換したら・・・・できちゃいました。
このところ年1台しか完成していなかったので、とにかく「完成力」をつけたいという思いから、形の良いレジンキットをサクサクと完成させようという方針。
納期は1か月!
テレテレしてるとすぐほったらかしになるので、1か月でできないようなことはしない。プロポーションをいじるのはなし、ダクト開口もなし、光物を別パーツに置き換えるくらいの「セミストレートな作り」が基本テーマです。
ま〜、多少の寄り道はありますが・・・・。
少々荒っぽいながらなんとか1か月で完成しました。やればできるジャン。
所詮は私の作るものですからトホホな箇所は多々ありますが。
キットは古いプロバンスのアルファT33/3。70年ルマンの出場者です。原型は今や伝説のアラン・メトロズ氏。
いつも「うっかり」実車よりカッコよく作ってしまうメトロズさんの面目躍如たるプロポーションです。
特にリアカウルの湯たんぽ型のバルジがとても美しい造形をしています。
完成してみると、同世代のマトラや512S(ロングテール)あたりにも共通するラインを持っていますね。
右の四角いNo(多分例のごとく光るんだと思います・・・もうやりませんが)はキットに入っていなかったので3は余った8から、5は6からひねっています。
あと、タイヤはフロントのサイズがハイト、幅とも全く合わないのでニューコンのファイアストンに交換。
赤はリッチレッドを使ってみましたが、少し明るすぎたかな?
アルファはけっこう好きな車種が多くて、キットもいくつか持っているのですが、意外にも思えば完成したのはこれが初。
こんな軽めな感じでもう1台くらい作ってみようかなぁ。

10