
またまた完成!4台目です。
ちょっとばかりというか、かなり手抜き作品ですが。
この車、好き、というより嫌いになれない車といった方がいいかな?
クーペは意外と人気があるようですが、このスパイダーは妙にペッタンコで抑揚が少なく、カッコ良く見える角度が非常に限られているんですね。
サイドのラインは中々美しいと思いますが。
何より前年のCAN-AM用6リッター612(バカでかい)をベースにF1用エンジン(F1でさえまともに回っていない)をデチューンして載せるというあり合わせ感が漂って、メーカーの熱意というか本気度が感じられないんですねぇ。
芸術品のようなP4の後なだけにチープな感じが否めません。
それでも多くのレースでほとんど1台、せいぜい2台で鉄壁のポルシェ勢に立ち向かう様は凛々しいものがありました。
ドライバー(エイモン、ロドリゲス、アンドレッティら)が無駄に大きなマシンを必死で振り回して頑張っているという印象が強いんですね。
このモデルはデビュー戦のセブリング12時間でポールポジション、2位入賞した仕様です。
ドライバーはあのクリス・エイモン&マリオ・アンドレッティ。
これも優勝可能と思われましたが終盤オーバーヒートぎみとなり、2位に甘んじたものです。
モデルの方も実車以上に本気度が感じられない出来(反省)。
ウレタンの厚みが均一にいっていなかったようで、しっかりと磨けず非常に印象が悪いです。やはりドサクサ紛れに塗装してはいけません。
これで真剣に攻める気力が萎えてしまいました。
それでもここでほったらかしにしないところが今年の私の大人になったところ・・・・・・か?
曲がりなりにも段々完成力がついてきたような・・・・・。
考証もあまり調べずに進めていたので結構いい加減です。
元々がパーツ点数20点ほどでパーツの少ないプロバンスの中でも最小の部類ですね。
ホイールはスピンナーまで一体の超ダサなのでTRON製を使っています。
この車はフロントが3本スピンナー、リアがセンターロックナットという変則的な組み合わせなのでニューコンのスピンナーとさかつうのナットを使い分けています。
シートは例のカーボンデカールの赤塗り。
あとはロールバーとステアリングの自作とシートベルトをつけたくらいで実にあっさりしたもの。
アルファではモノコック入れてみたけど今回はなしです。誰も気づいてくれないし・・・(^^;
完成してみるとそんなにカッコ悪くないじゃないですか。
写真と比べてみると、幅が異様に広くてバランスの悪い実車よりかなり幅を狭くデフォルメしているようです。
実車より幅を狭めた方がカッコ良いとは珍しい車ですね。
タメオ、スターターからも同一車種が出ていましたが、プロバンスが一番洗練されています。

こちらは20年ほど前に作ったTAMEO製312Pクーペ。
恐ろしくカッコ悪いのがおわかりいただけると思います。
数あるTAMEO製品の中でもこれは最悪のカッコ悪さではなかろうか。
実車はいくらなんでもこんなにカッコ悪くないです。
「夏の珍事」と言われるほどの製作ペースではあるものの、まぁ私のこと、こんなペースが長く続くわけもないとは思いますが・・・・。

すでにこんなもの始めてます。
また腰痛めるゾ〜・・・・。(天の声)

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