■ ネットで知人が曝されたとき
2ch文化は,少数派の趣味でも全国の仲間とつながりを持てるという素晴らしい面があります。その反面,最近は「祭り」と称して,気に喰わないサイトのURLを曝して,これに集中攻撃を行う人たちもいます。典型的な攻撃型人間のやりそうなことですが,そのパターンを分析すると共通点に気が付きます。
職業上の知人がネットの曝し攻撃にあって,小生に相談があったので,少し考えてみました。
■ ネットの曝しが好きな人の行動パターン
(1) 発言の真面目・問題に関わらず,全ての発言に揚げ足取りのケチ
を付け,アホが馬鹿な事を言っている様に見せる。
(2) 問題な主張を言っているように見せるため,主張内容を意図的に
歪曲・曲解する。
(3) 挑発コメントを続けて煽り,暴言を吐かせるように仕向ける。
(4) たった一度の失言を執拗に誇大宣伝し,最後は常習犯にする。
(5) ネット上をググルして,狙った相手の恥部や失言を執拗に収集し
て,常に中傷のネタをコメントで補給する。
(6) 狙った相手が巡回するサイト全てを監視して,狙った相手が絶対
に逃げられないようにする。
(7) 狙った相手の個人情報まで収集して,悪意の表現で公開する。
■ パターンを分析すると
どの行動パターンも,イジメやリンチと同じで,狙った相手を嘘八百やレトリックまで使って貶め,「リンチやイジメを受けて当然の人間だ」と見せる悪辣な手法です。
粘着性を感じる執拗な攻撃方法もあり,それだけ社会的なヒマ人(マトモな人なら四六時中ネット活動なんてできません)が,個人的な怨恨を動機に,あるいは,単なるウサ晴らしを動機に,やっているようですが,傍から見ると,極めて見苦しいことですね。
■ 曝しにあったら
ヒタスラ沈黙,無視,スルー……が,いいでしょう。
下手に反論すると,その反論文をコピペして大量にばら撒き,これを笑いものにするコメントを付記して,さらに曝されます。
それに,何の反応もないことは,曝し人にとって,一番悔しい反応なので,何の反応もしないことが,最高の復讐・反撃になるのです。
なかなか困難で忍耐力が試される対応ではありすが,
これが曝し人に効く最高の復讐だ!
と思えば,対応できるのではないかと思います。

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