■ 土日の予定が立て込むと
家族はいい顔しませんよね。土日しかパパの顔をゆっくり見れないんだから(苦笑)。だけど,社会人としてとか,懐かしい友人との再会も大事だからなぁ。そっちはよくても,土日出勤は,小生も,本音はやりたくないけど,これが結構あるときがあって(泣)。
■ 春めいた土日の幸せ
いつの間にかコートが重く感じる晴れた日々。大きな家族そろって,お好み焼き屋で,まったりとした昼食。所要でハチャメチャ大騒ぎの3歳児を保育所に預けたからできた芸当だったけど,大きな家族が異口同音に「これって何年ぶり?」となりました。
お好み焼きの昼食で幸せ感じられるのは安上がり日常の幸せ遭遇。
■ 向上心は大事だけど
自分の現状を肯定して満足を感じられないと,いつまで経っても幸せの青い鳥を探してさまようことになりそうです。
最近はやりの「勝ち組」「負け組」という言葉は,実は嫌いなんです。そんな「二元論」で自分や他人を切るのはどうかなぁ。人生や社会は2進数じゃなくて,両極端の間には無限の中間概念があるわけで。ずーっと昔の「金ちゃんのドーンとやてみよう(金ドン)」では,「良い子」「悪い子」「普通の子」という設定で,二元論の真ん中があることをアピールしてよかった。
「全面降伏か,戦争か!」で突っ走ったナチスドイツの歴史の教訓を思い出すけど,「和平交渉」「中立」「集団安保で対峙」など,いろいろな中間処理もあったはずでした。
だから,「勝ち組」「負け組」の二元論に収斂するのには,危険な人を追い込む臭いを感じるんです。
■ ネットの「論破」
ネットを巡回していると,最近流行のブログのコメント欄で,「論破した」ことを自慢したり,「論破された」人を嘲り笑ったり,というのが目に付きます。
だけど,
相手を論破しただけで君は正しいと言えるか?
という根本問題は残るわけで。まるで,「朝までTV」みたいなノリが歪んだ自己満足を得ただけなような。
論争は,本来
お互いの意見を出し合って,より高次な価値を産む
という基本が忘れ去られているみたいです。有名なブログや著名人のブログで,「相手をやり込めた」「論破した」という醜い自我の自己満足得ても,非生産的なんですけどね。自分の生々しい攻撃心を公言しているだけで,心ある人は,せせら笑うか,顔をしかめるだけでしょう。

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