2007/11/4

その都市は、主人(あるじ)を待っている。  京都

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う〜ん、まるで、渋谷の銅像のようね…。いえいえ、畏くもご主人様はご健在なのでございますが。

昨日のNHKの美の壷、京都特集、やってましたね〜。そうそう、これこれ。うう、懐かしい。鮮やかな嵯峨野の紅葉が恋しくなるこの季節。ええ、わすれないうちに、そろそろ2年間過ごしたキョート生活の見聞録を記しておこうかと思いまして。そうそう。わすれないうちに、ね。もう、ちょっと頭の中で風化してしまったかも知れないけれど。

ずいぶん引っ越しもしましたが。思い返せば、やはりあれほど強烈な個性を持った街もなかったな、と。

さて。なにより、強烈に私の記憶に残った一コマ。
「ですから!東京は首都やないんですよっ!!!事実、遷都なんてしてないんですから!!天皇さんは、お出かけになってはるだけなんですっ!またこっちに戻ってきやはるんです!!キョートこそがニホンの首都なんですっ!!!」

あまりの大声に、思わず振り向いてしまった私。もうすぐ京都駅に入ろうとしている新幹線の車内。斜後ろのボックス席で、いい大人が、しかも、さらりとスーツを着こなした、いかにもエリートといった風貌の方が、立ち上がらんばかりに、顔を真っ赤にして熱弁している。しかも、さほどご年輩でもない。同様な格好の連れの3人も身を乗り出すようにして、議論に応じる。ビジネスマンか、大学の先生達なのか?

え?今のマジ論議?? え、えモ〜〜〜っ? ! いま、西暦何年よ???
キョートに着いてこれが最初のカルチャーショック。庭主には、この尋常ならざる真剣さに、ひたすら驚いてしまったのでした。思えば、これが「キョート ワンダーランド」のはじまりだったような気がします…。

そして、まだこの頃は上の台詞を「あらあら。」と聞いていた庭主も、おいおいその「想い」を街のあちこちで肌で感じることになるのでございました…。キョートの街は、恋しくて、恋しくて、「てんのうさん」のお帰りを待っている。ずうっと、ずうっと昔から、お仕えし、全てをその御代に捧げ、憧れ奉ってきた。しかも、1人ではなく歴代の、何人も何人もの「主人」に。そうして自らを「雅び」な世界に磨きあげた。そんな、なんとも健気な街、なのですねえ。こんな街が、他にあるでしょうか。題して、「キョートの純情」。ほんと、キョートの全てのカギはここにある、といっても過言ではないのかもしれません…。

☆今日のちび庭気温:16℃ シロバナホトトギスの種を採りました。ふやせるかな〜?(^_^)
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タグ: まちあるき 文化 



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